ELECAENTA(エレカンタ) S600Wのメリット
バッテリー交換可能
背面、下部のネジを回すとバッテリーが交換可能。ELECAENTA(エレカンタ) S600Wの最大の魅力です。
本体を抑えて、ズボッと引き抜くことができます。
完全に引き抜きました。これは今までのポータブル電源にはない特徴です。バッテリーが弱ってきたら交換することが出来ますので、非常にエコなシステムです。
とはいえ、バッテリーの充電可能回数は約1000サイクル(残存容量80%想定)です。気の遠くなるような回数というか、使っているうちはほぼ劣化しないで済みます。
さらに、もしバッテリーが弱ったら交換ができるという’保険’がついているということです。
電池単体で充電することも可能です。
電池を外したときの本体内部です。
200,000mAhの超大容量
最大の利点は、200,000mAhの超大容量バッテリーである事。Ah(アンペア)で表される数値は、「充電できる容量」だと考えて良いですね。
例えば10,000mAhのモバイルバッテリーは、約3,000mAhの容量があるiphone11 proを「3回」充電できます。
余談ですが
- MacBook→約12,000mAh
- ipad pro 12.9インチモデル→約10,000mAh
- ipad pro 11インチモデル→8,000mAh
つまり、200,000mAhのELECAENTA(エレカンタ) S600Wは、iPhone 11proを約60回、MacBookやipad proも20回程度充電可能です。
あくまで計算値ですので誤差は生じるかと思いますが、いかに大容量であるかが分かるかと思います。
ELECAENTA(エレカンタ)120Wソーラーパネル
ELECAENTA(エレカンタ) S600W本体と一緒に、120Wのソーラーパネルもお借りしましたのでこちらも試してみました。
非常に大型のソーラーパネルでして、成人男性が隣に寝転ぶとこんなイメージです。
もはやちょっとした発電所!?と呼びたくなるほどで、発電性能もさることながら、使う際の’ワクワク感’も味わうことができました。なかなかここまで大型のソーラーパネルは見かけないですよね…?
折りたたむと結構薄く小さくなりますので、ラゲッジに忍ばせてキャンプ場に持っていくことが出来ますね。
本体裏にマジックテープで留めれる’脚’がついていますので、日光に向かって立てることが出来ます。
ちなみにELECAENTA(エレカンタ) S600Wを9時間で満充電することができる能力を備えています。
(今回テストした際は日照が足りずに充電することは出来ませんでしたが、日照時間が長い夏季などは頼りになるパワーリソースになってくれそうです。)
ELECAENTA(エレカンタ) S600Wの弱点
XT60ポート
S600Wの弱点としましては、DC出力にXT60端子があるのですが少し使いにくいように感じます。正直日本の家電製品などでこのXT60端子を使う機器はほぼ皆無ですよね。
というか、XT60端子自体を初めて見た、という場合も多いのではないでしょうか。
XT60はラジコンのバッテリーなどでよく使われる端子なので、ラジコン好きの私としては嬉しい端子なのですが…これ絶対ラジコン好きがエレカンタの開発チームに居るでしょ?と思わされる装備です。(個人的にはめっちゃテンション上がりました)
中国のメーカーなので、ドローンなどを給電するためのポートなのかもしれないですね。(ドローンは中国メーカーがトップシェアを誇ります。)
あえて弱点、としましたが、一方でむしろラジコン好きはエレカンタを積極的に選ぶべき装備だと言えます。
まとめ
- 電池交換可能
- スタイリッシュなデザイン
- 充電がスピーディ
- 出力に様々なインターフェースがあり、使い勝手が非常に良い
以上、「ELECAENTA(エレカンタ) S600W」のレビューでした。
maagzを最後までお読みいただきありがとうございました。
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