MSR エリクサー2 レビュー
MSRのテント、エリクサー2のレビューです。欧州限定カラーのグリーンが素敵なやつ。
標準カラーはフライシートがホワイトですが、欧州では日が長く、白夜となることも珍しくないため遮光性を重視してグリーンとなっています。
詳細をチェックしてみたいと思います。
SPEC
- 定員:2人
- シーズン:3
- ドアの数:2
- 総重量:2.27kg
- 収納サイズ:51×17cm
- フロアサイズ:2.69㎡×高さ102cm
- 前室サイズ:2.22㎡
- 耐水圧:1500mm
- 付属品:本体、フットプリント、ペグ
ディティール
付属品一覧
左から、ペグ、ポール、フライシート、インナーテント、グランドシート(フットプリント)。
純正ペグ
純正のペグが少し貧弱で、抜けやすく、曲がりやすいです。
オプションのペグ
そのため別売りのグラウンドホグ ステークを購入するのがオススメです。Y字型のペグで、土との設置面積が多く抜けにくいのが特徴です。
赤いアルマイトもかっこいいですよ。
ポール
ポールはジュラルミン製で、アルマイト処理が美しい仕上げ。
ヘリノックスを作っているアルミポールメーカー、DACのポールに負けないクオリティ。
質感が高く、テンション上がります。
ポールの内部に伸縮性のあるゴム紐が仕込まれており、差し込んで設営します。
組み立てが簡単
組み立ては簡単で、ほぼ3ステップ。慣れていれば10分、初めて設営する場合でも20分程度あれば十分です。
簡単にですが、手順もご紹介。
まず、グランドシートをペグで固定し、ポールをクロスさせて立てます。
次にインナーテントを貼ります。
ポールに引っ掛けて行くだけなので簡単ですね。また、前後左右対象の形状であるため、逆向きになることがありません。
センターのポールも忘れずに配置します。メインポールの上に乗せて、インナーテントを吊り下げるだけです。
最後にフライシートを被せて4箇所ペグ打ちして完成。
前面
フロントです。
横面
横から見た図。
インナーテント
インナーテントです。かなりメッシュの面積が広いことがわかります。通気性が高く、夏場でも快適に過ごせます。
また、吊り下げの感じがとても美しいですね。
フライシートの通気口
フライシートのサイドに通気口です。マジックテープで穴を広げた状態で固定することが出来ます。
マテリアル感
フライシートのマテリアルです。リップストップ地でよくある化学繊維系のテント、といった風合い。
質感は高いです。濃いグリーンで、透け感はなく遮光性が高いですね。
前室
前室を開けた図。フライシートをくるくると丸めて固定します。
前室がテントサイズから想像する以上に広いことが特徴的です。
ちょっとした荷物を置いておくことが可能。
フライシートのジップ
フライシートのジップです。ダブルジップで換気することが出来ます。
作動感も滑らかで、噛み込みも少ないですね。
インナーテントの入り口
インナーテントの入り口も、フライシート同様にくるくると丸めて固定出来ます。
入り口はガバッと大きく開き、出入りしやすいですね。
インナーテントの生地感
インナーテントの生地感です。リップストップ地のフライシートとは違ってつるんとした感じの生地感。
こちらも質感は高いですよ。
インナーテントのジップ
インナーテントのジップです。外、中両方に紐が付属しており開閉しやすい。
噛み込みも起こりにくいです。
ペグを追加出来る
フライシートの四隅には、ガイロープが装備されています。
強風時に使用する形ですね。しかしこの日は風速9mでしたが、不要でした。使用しなくてもすでに風にはかなり強い印象です。
よほど過酷な環境でない限りは、使わなくて済むパーツです。
部屋内部
大きさのわりに、室内空間には余裕がある印象。
よほど大柄でなければ、大人が2人余裕で横になることが出来ます。
アクセサリー取り付けのループも4箇所あり、使い勝手が良いですね。
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LEDランプなどを取り付けると良い感じです。
天井と両サイドにはギアポケットも付属しています。ちょっとした小物を入れるのに重宝します。
デメリット
デメリットとしては、バックパックで背負うと少し重たいですね。
軽量な物を求める場合はエリクサーⅠをお勧めします。
まとめ
- ソロキャンプ、デュオキャンプにオススメのサイズ感
- 遮光性が高いグリーンのフライシート
- 設営が簡単
以上、MSR エリクサー2についてでした。
maagzを最後までお読みいただきありがとうございました。