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BIKE

ツーリングヘルメットの王道、SHOEI GT-AIRⅡレビュー。高い利便性が魅力。

SHOEI GT-AIRⅡレビュー

SHOEI GT-AIRⅡとは

SHOEI GT-AIRⅡ レビュー

SHOEI GT-AIRⅡのレビュー(インプレッション)です。バイク用フルフェイスヘルメットですね。

先に使用感について総評をまとめると以下です。

  • インナーバイザーなど装備が充実
  • 安全に運転するために配慮された作り
  • ツーリングヘルメットなのにかっこいい帽体デザイン

その仕上がりや使い勝手について詳細をご紹介していきます。

きめ細かいインナー調整

SHOEI GT-AIRⅡ インナー調整

ショウエイの正規取扱店で購入するとインナーのサイズ調整を無料で実施してくれます。写真右に写るインナーに、「あんこ」が盛ってあるのが分かるかと思います。

これはバイク屋さんでフィッティングしてもらったもので、私の頭に合わせて調整してくれました。

ネットではなく店舗購入がおすすめ

八王子2りんかんは、八王子インターを降りてすぐのカー用品「カレッツァ八王子店」敷地内に併設しています。ご来店には2輪・4…

私は事務所から近い八王子にりんかんで購入しました。

ヘルメットマイスター的な、フィッティングにめちゃくちゃ詳しい店員さんが丁寧で完璧なサイズ調整をしてくれましたよ。

SHOEI GT-AIRⅡのSPEC

メーカー SHOEI
製品重量(サイズ:XL) 1,626g(ソリッドカラーモデル)
外形寸法サイズ(mm) 左右幅:272mm
前後長:387mm
高さ:276mm

外観

外観(横から)

SHOEI GT-AIRⅡ 外観(横から)

横から。ツーリングヘルメットながら、流れるような流体デザインが美しいですね。

スポーツ系フラッグシップモデルであるX-Fourteenなどと比較しても、負けず劣らずのかっこ良さです。

外観(後ろから)

SHOEI GT-AIRⅡ 外観(後から)

後ろから。

高いユーティリティ

マイクロラチェットシステム(ワンタッチなバックル)

マイクロラチェットシステム

細かいところまで配慮が行き届いています。例えばマイクロラチェットシステム。顎紐が金属製のプレートになっており、カチっと差し込むだけでワンタッチでバックルを固定できます。

AraiのD環式バックル
AraiのD環式バックル

考え方の違いですがAraiヘルメットにはない装備です。AraiはD環に結びつける昔ながらの仕様。利便性よりも確実性に重きを置いているのだと思います。

確かにしっかりと顎紐をD管に結びつけた方がより確実性は高まると思います。しかし金属製のバックルも、もしもの時に不意に外れるような作りではなく、非常に堅牢な作りです。

口元ベンチレーション

GT-AIRⅡ 口元のベンチレーション

口元のベンチレーションです。通気性が非常に高く開閉でかなり感覚が変わります。

風を入れる場合は下方向に動かします。高速道路で開けていると少し風切り音がします。

頭上ベンチレーション

GT-AIRⅡ 頭上のベンチレーション

頭上のベンチレーションです。口元ほどの通気性は感じられません。

風を入れる場合は後方に動かします。

シールド

GT-AIRⅡ CNS-1 PINLOCK スモークミラー ファイアーオレンジ

シールドはショウエイ(SHOEI)純正のシールド、CNS-1 PINLOCK スモークミラー ファイアーオレンジに換装しました。

夜は少し暗いです。(夜間のスモークシールドの使用はメーカーで推奨していません。)

ピンロック EVO lens

PINLOCK EVO lens

created by Rinker
ショウエイ(Shoei)
¥2,992 (2021/03/04 00:13:28時点 Amazon調べ-詳細)

標準装備でPINLOCK EVO lensと呼ばれる、曇り止めシールド(写真右)が付属します。シールドの内側に取り付けるものです。

これが非常に秀逸で冬場でも一切シールドが曇りません。一度使うと手放せない便利アイテムですね。

ただお手入れは少し気を遣う必要がありまして、汚れが付着している状態でウエス等でこすると結構簡単に傷がつきます。

必ず水で汚れを落としてから拭き取りましょう。

インナーサンバイザー

インナーサンバイザー

インナーサンバイザーがとても秀逸。光学性能も高く歪みのないクリアな視界です。ヘルメットをかぶったままサングラスを付け外し可能になるという感覚ですね。

アウターバイザーをあげて換気しつつ、インナーバイザーで遮光できるのが大変便利です。

スモークはそこそこ明るめの可視光線率だと思います。昼間ならトンネル内でもギリギリOK。

GT-AIRⅡ インナーサンバイザー 操作用レバー

操作スイッチはヘルメット横面。操作感が軽いですし、大きさも適切でグローブ装着状態で操作しやすいですね。

シールドの脱着

GT-AIRⅡ シールド脱着用のツメ

シールドの脱着が簡単なのもSHOEIヘルメットの美点ですね。まずシールドを全開状態にします。そして写真の爪を引っ張って、シールドを持ち上げるようにするとパチンと外れてくれます。

GT-AIRⅡ シールド取り外し状態

簡単に外れるのでお手入れが楽ですね。

取り付けは上部、半円状のツメからはめ込んでいくだけ。慣れれば5分ぐらいで脱着可能です。

インナーの脱着

GT-AIRⅡ チークパッド 頭頂部インナー

チークパッド(左右)と頭頂部のインナーです。

GT-AIRⅡ インナー スナップボタン

どちらもスナップボタンでパチパチと付け外しできて簡単です。

気軽に洗濯できるのが嬉しい。特に夏場は重宝します。また、インカムの配線などを隠しやすいという美点もありますね。

アライかショウエイか

アライヘルメットについて

アライヘルメット

オートバイ用ヘルメットを購入するときに悩むのが、アライにするのか、ショウエイにするのか。永遠の悩みどころですよね。

今回はGT-AIRⅡを購入したわけですが、昔はAraiヘルメットを使っていました。

私なりの両者の違いをまとめます。

アライは職人気質の硬派なヘルメットメーカー

アライヘルメット ロゴマーク

会社名 株式会社アライヘルメット
本社 埼玉県さいたま市
社員数 285名
売上高 75億円(2019年)

ひとことで言い表すと、Araiは硬派な職人メーカーという印象ですね。何よりも事故時の安全性が最優先な帽体作りを掲げています。

丸い帽体にこだわる

アライヘルメット 丸い帽体

事故時に何かに引っかかるリスクを抑えるため、極力丸い帽体を目指しています。Araiヘルメットはどのモデルも例外なく、このツルンとしたまん丸な帽体を採用しています。

余計なことは極力しない

帽体は安全性が最優先。帽体に穴を開けることを極力避けるため、ユーティリティを向上させる装備(インナーバイザーなど)は無しという硬派な作りです。

モデルチェンジもあまりしない

モデルチェンジもあまりしません。私は5,6年ぶりに大型バイクを購入したプチリターンライダーなのですが、当時からほぼラインナップが変わっていませんでした。

安全性を突き詰めて開発した定番製品をいじらずに長く販売する方針のようです。ユーザーに媚びていないというか、良いものを確実に提供するという信念のようなものが感じられます。

ショウエイについて

会社名 株式会社ショウエイ
本社 東京都台東区
社員数 556名
売上高 194億79百万円(2020年9月期)

勝手にだいたい同じぐらいの企業だと思っていたのですが、企業規模的には売り上げベースでSHOEIが倍以上の大きさです。

ざっくり分類するとSHOEIが大企業、Araiが中小企業にカテゴライズされます。

 

もちろん、企業規模で製品の良し悪しが決まるわけではありませんのでご参考までに。

ユーザーの求める利便性を追求

先述したように、インナーバイザーやワンタッチバックル、曇り止めシールドなどユーザーが求める利便性をとことん追求したヘルメットをリリースしています。

強引にひとことで両者の違いをまとめると「安全性のアライ、利便性のショウエイ」といったところですね。

とはいえアライに比べてショウエイが安全じゃないか、と言われるとそんなことはないはずで難しいところではありますが。

メーカーが目指している方向性としてはあながち間違いではないかと思います。

事故を起こさないために快適性を上げる

なぜショウエイのヘルメットにはいろいろな快適装備が施されているのか?というと、それはひとえに「事故を起こさないための快適性」これをあげることに注力しているというわけです。

アクティブセーフティのショウエイ、パッシブセーフティのアライ。というわけですね。

アクティブセーフティ…事故などの異常事態を未然に防ぐ技術

パッシブセーフティ…事故などの異常事態が起きた場合に人体などへの影響を最小限に抑える技術

NEWモデルも度々登場

モデルライフのサイクルもAraiより回転が早く、プチリターンライダーの私が知らないNewモデルがいくつかデビューしていました。

Arai頭とSHOEI頭

「Arai頭」と「SHOEI頭」

「Arai頭」と「SHOEI頭」というものが存在するらしいです。どちらのメーカーに相性が良いか、必ず試着して確かめることをおすすめします。

一般的にはAraiの方が少しタイトと言われています。両者のヘルメットを被って相性の良い方を選ぶと良いでしょう。

OGK KABUTOは?

Arai&SHOEIよりもロープライスなOGK KABUTOもありますよね。安全性が著しく劣ると言うことはないと思います。

しかし個人的に「安全に関する予算は削ってはいけない。」という考え方なので、Arai&SHOEIからチョイスすることにしました。

インカム デイトナ DT-E1を使用

SHOEI GT-AIRⅡ専用インカム

GT-AIRⅡは専用インカム、SENAのSRL2が販売されています。

SHOEI GT-AIRⅡ SRL2用 メクラ板

SRL2最大の特徴はバッテリー別体式で、本体とバッテリーがそれぞれヘルメット側に設けられた設置場所に収納できる仕組み。

写真は設置場所に埋め込まれているメクラ板を取り外した図

インカム特有の出っ張りがなくなるため非常にスマートに設置することが可能です。

デイトナ DT-E1

デイトナ DT-E1

しかし、非常にお値段が張るので悩んだ末にコスパに優れたデイトナ DT-E1にしました。

せっかくのSRL2専用設計が勿体無い気もしますよね?でも朗報です。

SHOEI GT-AIRⅡマイク用穴

SRL2用に設けられたマイク用の穴に、DT-E1のマイクがぴったり入ります。

SHOEI GT-AIRⅡ スピーカー用穴

それからスピーカー用の穴もそれぞれそのまま使えるんですよ。

 

SRL2とデイトナ DT-E1のマイクとスピーカーサイズがほぼ同じという事ですね。

(もしかしたら各社インカムがだいたい共通サイズ、という事かもしれないですが)

イヤースペース 寸法
イヤースペース 寸法

これは嬉しい誤算でしたね。なのでヘルメット内側のマイク&スピーカーの配置は非常にスマートに施すことが出来ました。

ついでに配線を埋め込める溝もついていますので、そちらも利用。GT-AIR2のSRL2用の作りは他社製インカムでも活かすことが可能です。

オプション品

交換用ピンロックシート

created by Rinker
ショウエイ(Shoei)
¥2,992 (2021/03/04 00:13:28時点 Amazon調べ-詳細)

交換用のピンロックシートです。

ミラーシールド

顔が見えるのがイヤだったのでミラーシールドを装着。とはいえ、夜間の視認性も欲しかったのでメロースモーク(少し明るめのスモーク)です。

夜間に使用したとき、車のヘッドライトなどの光がほんの少しですが乱反射するのが難点です。

弱点

ピンロックシートの歪み

GT-AIR2 ミラーバイザー

ほぼ完璧なGT-AIRⅡですが、あえて弱点を申し上げるとするとピンロックシート+ミラーバイザーにすると歪みが生じる点です。

夜間は車のライトや街灯が反射して少し見えづらいですね。とはいえメーカー的には夜間はミラーシールドの使用自体を推奨していないので、弱点にはならないと思います。

SHOEI GT-AIRⅡで快適なツーリングを!

  • インナーバイザーなど装備が充実
  • 安全に運転するために配慮された作り
  • ツーリングヘルメットなのにかっこいい帽体デザイン

以上、SHOEI GT-AIRⅡについてでした。利便性はこの上なく、デザインも美しい。

素晴らしい仕上がりのツーリング用ヘルメットですね。

maagzを最後までお読みいただきありがとうございました。

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