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ソロキャンにはハンモックが快適!ヘネシーハンモックのエキスペディションA-symをレビュー

ここ数年、加速していくキャンプブーム。多種多様なキャンプの楽しみ方が発見され、ライフスタイルの一部として、キャンプのある生活が受け入れられている世の中になりました。

その中でも注目されているのがソロキャンプ。キャンプの寝床としては、テントが主流ですが、個人的にソロキャンパーにおすすめしたいのはハンモックキャンプです!

nomadou
今回はヘネシーハンモックのスタンダードモデルである、エキスペディションA-symをご紹介しつつ、ハンモック泊の魅力をお伝えいたします。

ヘネシーハンモックはキャンピングハンモックの元祖

ヘネシーハンモックとは
出典:Instagram by@Hennecy Hammock

ヘネシーハンモックはハンモックを使って、屋外で寝ることを意識した「キャンピングハンモック」の元祖です。

キャンピングハンモックは通常のハンモックとは違い、蚊帳と一体化しているため、蚊などの害虫の浸入を防ぐことができます。また、上部には防水性の高いタープが付属しているので、横殴りの雨でなければ、凌ぐことができます。

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キャンピングハンモックは今でこそ、各社からリリースされていますが、ヘネシーハンモックはその構造に対して特許を取っていますので、元祖ならではのメリットがあります。

メリットに関しては次項でお伝えいたしますね。

ヘネシーハンモック エキスペディションA-symのメリット

独自の構造で寝心地が抜群

ヘネシーハンモック エキスペディションA-Sym 上から

上の写真はハンモックを上から見た様子です。左右のガイラインの位置がズレているのがわかりますか?この形状に関して、ヘネシーハンモックは特許を取得しています。

ヘネシーハンモックのエキスペディションA-sym「A-sym」とは、アシンメトリー(左右非対称)の略です。

この形状のおかげで、他社のハンモックよりも内部の面積が広くとられているため、圧迫感が少なく、快適な寝心地を実現しています。

ヘネシーハンモックで快適に眠るためには、少しだけコツが必要です。

ヘネシーハンモック エキスペディションA-Sym 斜めに寝る

そのコツとは、ハンモックに対して斜めに寝ることです。斜めに寝ることで、身体がハンモックに沈み込むことが無く、平行に近い形で寝転ぶことができます。この寝心地の良さはヘネシーハンモックならではです!

nomadou
内側の面積が広いので、寝返りをうつこともできますよ。

エキスペディションA-symにはClassicとZIPがある

ヘネシーハンモックのエキスぺディションA-symにはClassicとZIPの2タイプが存在します。著者が使用しているのはClassic。2タイプの違いは、ハンモックの内部への入り口の構造です。

ヘネシーハンモック エキスペディションA-Sym Classicタイプ

Classicタイプ(上写真)…ハンモックの下部にスリットがあり、下からくぐるように内部に入ります。スリットの両端にはマジックテープがあり、入り込んで寝転がることで、自動的にマジックテープが接着し、入り口が閉まる作りになっています。
ZIPタイプ…蚊帳とハンモック本体のつなぎ目部分がジッパーになっており、そこを開け閉めすることで、出入りが可能です。
ジッパーを開いておけば、椅子のように腰掛けることができるのがZIPタイプのみの利点です。
※国内では2021年現在、ZIPが主流で、Classicは流通していないようです。

付属のタープで雨風を凌ぐことが可能

ヘネシーハンモック エキスペディションA-Sym 標準タープ

ヘネシーハンモックには防水性の高いタープが付属しています。

これにより多少の雨風ならば凌ぐことができます。過ごしやすさよりも軽量化を気にする方や、雨があまり届かない森の中で使用する方には標準装備のタープで十分でしょう。

ただし、標準装備のタープは面積が狭く、横殴りの雨を防ぐことはできないので、荒天時には雨風を防ぐことができません。

ヘネシーハンモック エキスペディションA-Sym ヘックスレインフライ
出典:Instagram by@Hennecy Hammock

ヘネシーハンモック社からは、ヘックスレインフライという別売りのタープも発売されています。

ヘックスレインフライは標準装備のタープよりも広く、ハンモック本体を覆うのにちょうどいいサイズ感です。どのような環境でも快適にハンモック泊を楽しみたい方にはおすすめです。

害虫とは無縁のハンモック

ヘネシーハンモック エキスペディションA-Sym 害虫

ヘネシーハンモックは蚊帳とハンモックが一体化した作りです。蚊帳に使われているメッシュは目が細かく、害虫が浸入する隙がありません。

そもそも、ハンモックは本体が宙に浮いているので、テントに比べ、地を這う虫は浸入しずらいです。

nomadou
実際に使用していて、アリなどが浸入したことは一度もありませんよ。

2本の木があれば、どこでもキャンプ地になる

ヘネシーハンモック エキスペディションA-Sym 2本の木

ヘネシーハンモックに限らず、ハンモックの良いところは、適度な間隔のある2本の木があれば、どこでもキャンプ地になるところです。水はけの悪い場所や、地面にごつごつした岩が転がっている川辺、傾斜のある場所などもキャンプ地になるのは、テントにはないメリットです。

ゆえに、キャンプ地ではない場所でもその本領を発揮します。キャンプ場以外の場所で野営する方にもおすすめできますね。

逆に、適度な間隔の木がない場所、例えば砂浜の海岸などには設置ができないので、注意が必要です。

軽さとコンパクトさが魅力

超軽量なソロテントには1kg以下の製品もありますが、一般的に、ほとんどのソロ用テントは2〜3kgほどの重さがあります。

それに比べて、ヘネシーハンモックのエキスペディションA-symの重量はわずか1.16kg。設営に必要なペグを入れても1.5kg以下なので、驚くほど軽いですね!ヘネシーハンモックは荷物の軽量化にこだわりたい方にもおすすめできます。

また、ヘネシーハンモックのラインナップの中には、わずか483gしかないハイパーライトというモデルも存在します。他にも、サイズや重さの違いで数種類のヘネシーハンモックが発売されています

ヘネシーハンモックは軽量なだけでなく、強度も抜群です。エキスペディションA-symの耐荷重は136kgもあります。普通に使用していれば、体重が原因で壊れることはほとんどありませんね。

通常のテントはテントの幕以外に、設営にはポールが必要です。ポールの長さのぶん、どうしてもかさばりがちになりますが、ヘネシーハンモックはポールがないので、コンパクトに収納できます。

設営と撤収が簡単

ヘネシーハンモック エキスペディションA-Sym 設営&撤収

ヘネシーハンモックは設営と撤収が簡単です。

適度な間隔のある2本の木に端をくくりつけ、左右にあるガイラインを地面にペグで固定するだけで設営が完了します。慣れれば10分とかからないので、ソロ用のテントよりも早く設営ができますよ!

また、ヘネシーハンモックは本体上部にリッジラインがあります。リッジラインは設営の際の目安になります。ピンと張ることにより、ハンモックが綺麗に張れるので、慣れていない方でも簡単に設営が可能です。

オプションのスネークスキンが秀逸

ヘネシーハンモック エキスペディションA-Sym スネークスキン

ヘネシーハンモックのオプションにスネークスキンという製品があります。スネークスキンはその名の通り、蛇の皮のようにツルツルとしたナイロン製のケースです。上の写真はヘネシーハンモックをスネークスキンに収納した状態です。

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スネークスキンを使用することで、ヘネシーハンモックは設営と撤収の手間をさらに短縮させることができます。

ヘネシーハンモック エキスペディションA-Sym スネークスキン 使い方

上の写真はスネークスキンに収納したまま、ヘネシーハンモックの両端を木にくくりつけた様子です。

ヘネシーハンモック エキスペディションA-Sym スネークスキン 使い方

スネークスキンは中央から両サイドに寄せれば、ハンモック本体が顔をだします。ツルツルとしている素材なので、簡単にハンモックを出し入れすることができます。

ヘネシーハンモック エキスペディションA-Sym スネークスキン 使い方

撤収の際は本体を片手で小さくまとめながら、両サイドに寄っているスネークスキンをかぶせるだけです。

スネークスキンを併用することで、驚くほど設営と撤収が簡単になり、コンパクトに収納できます。ヘネシーハンモックの購入をご検討されている方は併せての購入を強くおすすめします!

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