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DIY

[DIYシリーズ]バックソーの作り方。「キャンプで薪作り」に最適。折りたたみ式ノコギリより圧倒的に早く切れるすごいヤツ!

制作手順

棒をカット

自作バックソー

棒をノコギリでカット。左右の棒2本、中央の棒1本の計3本を用意します。
左右の棒の長さはブレードの半分以上にします。
短すぎると中央の棒とブレードの間が狭くなり、太い木を切りにくくなってしまいます。
中央の棒は、ブレード + 5~10cmくらいの長さにしておいて後で調整します。
ブレードを置いて直角になるように棒を並べて寸法の確認をします。

紐を掛けるための溝を作る

バックソーDIY

左右の棒上部の外側に、紐を掛けるための溝を作ります。

 

自作バックソー

ナイフを叩いて切り込み作り、斜めにナイフを入れてラッチノッチを作ります。
使用する紐の直径よりノッチが深くなるまで繰り返します。
切込みを入れる場所は自由ですが、組み立て時に張力が均一になるように、左右で切り込みの位置がずれないようにしてください

ブレードを固定するための溝を作る

バックソーDIY

左右の棒下部の外側に鋸刃を固定するための溝を、先端から2cm弱くらい離れた位置に作ります。

 

自作バックソー

直径1cm弱の棒がハマるくらいの溝であれば形状はなんでも構いません。

接合部を作る

自作バックソー

彫刻刀使って左右の棒と中央の棒を接合部を作っていきます。
左右の棒がメス、中央の棒がオスです。
接合部を丸くすると使っている時にずれたり回ったりするので四角にします。
1.5cm程深さがあればしっかり固定できます。

 

自作バックソー

片側ができたら一度はめてみて中央の棒の長さを確認してみます。
長すぎるようなら切って調整します。
長さの調節ができたら反対側も同様に削ります。

ブレードを通す溝を作る

自作バックソー

左右の棒の下端に鋸を入れて、3cm程の深さの溝を作ります。

 

自作バックソー

ブレードをはめて、ナイフで掘った溝とフレームの穴が同じ位置に来るくらいの深さになるように調整します。

鋸刃を固定するため棒を作る

自作バックソー

鋸刃に空いている穴に通る細さの棒を2つ作ります。
細すぎたり強度のない木を使うと簡単に折れてしまうので、少しキツイくらいのサイズで作りましょう。
ただ、何度か使っていると結局折れてしまいます。保管にも困るので、折れるまで使う前に紛失することも多々あります。

バックソー自作

棒の代用品としてボルトやキーリングを使っている方もいますが、シャックルがオススメです。
ネットでもホームセンターでも安価に入手できます。
付けっぱなしでいいので組み立ての手順も減ります。

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紐を巻きつける棒を作る

自作バックソー

このような棒を作ります。紐が引っかかる溝を作って置くとズレ防止になります。

 

自作バックソー

棒の長さは紐と中央の棒の間 + 6〜8cmくらい。
短すぎるとちょっとしたことで外れてしまいます。
また、長すぎると中央の棒の下側にはみ出て、使っている途中で木材に当たってズレてしまうことがあります。
短い場合は修正が効かないので、少し長めに取って調整しながら試してみてください。

組み立て

自作バックソー

フレームを組みます。

 

自作バックソー

ブレードを通して固定用の棒を差し込みます。

 

自作バックソー

紐を通し、ブレードにテンションが十分にかかるまで巻きつけます。

 

自作バックソー

これで完成です。

MAAGZ バックソーDIYキット

MAAGZで、バックソーを作れる「バックソーDIYキット」を販売しています。

サイズは、10インチと24インチの2種類。こちらはコンパクトで携行性に優れた10インチ。

大きな丸太もラクに処理することが出来る24インチの2種類。

バックソーDIYキットをMAAGZ公式ストアで見る

欧米で古くから使われているのこぎり「バックソー」が作れるDIYキットです。

フレームをナイフや金属ヤスリで削り、サンドペーパーとオイルで仕上げれば、世界に一つだけのオリジナルスタイルが完成します。

ブレードは「通常目」と呼ばれる、押し引きどちらでも切れる刃付けをしており、丸太など大型の木も驚くほど高速に切断することが可能です。

安全に持ち運びできるよう、ブレードをフレーム内に収納できる構造になっています。
※加工をしなくてもノコギリとして使用できます。

まとめ

InstagramやYoutubeでも素敵なバックソーを自作している人がたくさんいるので、色々試してみて自分なりの形を見つてみるのも面白いと思います。
また、自作が面倒ならフレームとセットになっている商品もありますが、金属製のフレームが多く格好良くないので、個人的にはあまりオススメできません。

ノコギリは大半のキャンパーにとって必要ではない道具だとは思いますが、持っていると薪作りや工作などやれることの幅が広がります。
バックソーに限らず、ノコギリがあれば普段のキャンプとは違った楽しみ方を発見できるかもしれないので、是非試してみてください。

MAAGZブログを最後までお読みいただきありがとうございました。

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