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DIY

黒色無双でキャンプ用品を塗ってみた!OD缶とデザインナイフ。

黒色無双でキャンプ用品を塗装!

created by Rinker
光陽オリエントジャパン㈱

話題の塗料である、黒色無双(光陽オリエントジャパン)でキャンプ用品を塗装してみました。

黒色無双は、水性アクリル系の塗料の中で世界一黒いと言われている黒色塗料です。エアブラシ塗りで可視光域全反射率0.8%という驚異的な低反射を実現し(一般的なアクリル塗料の黒は2~6%)、とにかく「圧倒的な黒さ」を追求した塗料です。

黒さの秘密は、光をほとんど反射せずに吸収するから。粉状の光吸収層(極めて細かい凹凸)を表面に形成することで実現しているそうです。

お値段は100mlで2500円と水性塗料としては高価ですが、スペックを考慮すればべらぼうに高い、というモノでもないでしょう。

普通は模型やフィギュアなどに塗るのがセオリーですが、キャンプブログらしく?あえてキャンプ用品に塗ってみました。

塗装の素人が塗っても、ネット上に転がっているサンプルのように「真っ黒」になるのか。その黒さを検証していきたいと思います。

OD缶とナイフの取っ手

というわけでまずは塗布対象の選定から。用意したのは、ステンレス製のコップ、OD缶、そしてオピネルのカービングナイフの取っ手部分。(木削り用ナイフ)。

もっとマシなモノないのか…?と思いますが、いざ塗るとなると案外無いものです(笑)都合によりコップはやめて、OD缶とオピネルナイフを塗装していきたいと思います。

下地処理(スポンジヤスリ)

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スリーエム(3M)
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まずは塗装のノリを良くするために3M社のスポンジヤスリで表面をざっとヤスリがけしていきます。ヤスリの番手は400番ぐらい。

まあだいたいで良いかと思います。

下地処理(サーフェサー)

ヤスリ掛けが終わったら、エアブラシでサーフェサーを塗ります。

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ロックペイント
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ロックペイント社のロックラッカー プラサフを使用しました。1液型の下地塗料です。

OD缶はこんな感じになりました。

ナイフも塗っていきます。

乾燥したらスポンジヤスリ(1000番ぐらい)でヤスって、黒色無双のノリを良くします。

黒色無双を希釈

黒色無双を希釈します。

公式HPによると1対1程度で水で希釈して塗るのが良い、との事でした。

とはいえ、なんとなく濃いめの方がより無双感が出そうなので、やや濃いめに調合。6:4(黒色無双:水)ぐらいに希釈しました。

黒色無双を塗装

お待ちかね、黒色無双の塗装をエアブラシでしていきます。タレないように薄めに塗装するのがコツです。なんども塗り重ねる事でだんだんと黒くなっていきます。

最初の一塗り目。本当にコレで無双ブラックになるのか?という感じでかなり薄いです。でも塗り重ねていくうちに驚くほど黒くなっていきます。

10回ほど重ね塗りを繰り返します。かなり面倒ですが、無双感を出したければ焦らず丁寧に重ね塗りすることが必要です。2日ぐらいかけてじっくり塗装していきました。

何度か重ね塗りするうちに、かなり黒くなってきました。いい感じです。まだ「脳がバグるほどの黒さ」はないですが、カメラはバグり始めています。この時点でピントが全く合わず、ホワイトバランスも大暴れします。

>>次ページ:黒色無双の仕上がりをチェック!

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