実は根強いファンの多い、マルチな焚き火台「カマド スマートグリル」
昨今、よく見かけるようになった折り畳みタイプのコンパクトな焚き火台。数多いアイテムの中でも、実は愛用者が多いのがキャプテンスタッグの「カマドスマートグリル」。
発売からかなり経過した最近でも、新たな拡張パーツが次々とラインナップされていることからも、根強いファンの存在を伺わせます。かくいう筆者も愛用者の1人。
カマドスマートグリルをおすすめする3つの理由
出典:Instagram by@captainstag
愛用中の筆者が、カマドスマートグリルをおすすめする主な理由は下記の3つ。
①コンパクトな収納性とタフな使い勝手を兼ね備えている点
②熱源不問でマルチに使える点
③オプションが豊富で拡張性が高い点
まずはこの3点について、詳しくご紹介していきたいと思います。
SPEC
カマドスマートグリルB6 | |
サイズ | 使用時:幅200×奥行125×高さ180mm
収納時:幅200×奥行125×厚さ35mm(グリルのみ) |
重量 | 760g |
材質 | 本体・炭受け:ステンレス鋼、ゴトク・アミ・目皿:鉄(クロムめっき)、収納バッグ:ポリエステル |
カマドスマートグリルB5 | |
サイズ | 使用時:幅255×奥行180×高さ255mm
収納時:幅275×奥行185×厚さ45mm(グリルのみ) |
重量 | 1.4kg |
材質 | 本体・炭受け:ステンレス鋼、ゴトク・アミ・目皿:鉄(クロムめっき)、収納バッグ:ポリエステル |
①コンパクトな収納性とタフな使い勝手を両立
出典:CAPTAIN STAG
カマドスマートグリルには、折り畳んだ時のサイズ別に「B5サイズ」と「B6サイズ」の2種がラインナップ。筆者はB5サイズを愛用しているのですが、ソロはもちろん、3〜4人くらいのファミリーでも十分なサイズ感。
収納時はわずか幅200×奥行125×厚さ35mmとB5サイズに。使用時も網サイズが240×160mmと、テーブル上に置いても場所を取らずとても使いやすいサイズです。
また、何年か頻繁に使っていますが、折り畳みのギミックが破損することなどもなく、タフにガンガン使えています。
②熱源を選ばずマルチに使える
出典:CAPTAIN STAG
もう1つの魅力は、火床が三段階に高さ調節可能な点。これにより、熱源を選ばないので実にマルチな使い方ができるんです。金網だけでなく、ゴトクもデフォルトで付属しているので焚き火調理もOK。
小さめの炭や固形燃料、アルコールストーブなんかの時は1番上、焚き火調理の時は1番下にするなど都度調節して、熱源と最適な距離で使えます。
③オプションも豊富で拡張性が高い
出典:Instagram by@captainstag
冒頭でも触れた通り、オプションアイテムが続々とラインナップ。鉄板焼きに最適な鋳物グリルやジャストサイズの角型ダッチオーブンはじめ、実にたくさんのオプションがあり、非常に拡張性が高いのもカマドスマートグリルの魅力です。
キャプテンスタッグ「カマドスマートグリル」の実際の使用感は?
それでは、カマドスマートグリルの実際の使用感について、詳しくレビューしていきます! 画像は、付属の収納バッグに収まっている状態。ちなみに、筆者のものはAmazon限定で販売されていたブラックカラーバージョン。
パーツ構成はこんな感じ
パーツ構成は画像左から
- 本体
- 炭受け(火床)
- ロストル・ゴトク・金網
収納時は、ロストル・ゴトク・金網を炭受けの中へ入れて、本体で炭受けを包み込む感じです。
設営は“秒”レベルの簡単さ
パーツ構成がシンプルなので、設営も実にイージー。本体を立てたら炭受けを好みの高さにセットして……、
炭受けにロストルを載せます。
1番上にゴトク→金網の順にセットするのみ。慣れれば1分かからずにセット完了です。
ロースタイルでも、直置きでも使いやすいサイズ感
画像の通り、筆者はいつもロースタイルのテーブル&チェアでキャンプするのですが、カマドスマートグリルはちょうど使いやすい高さ。
(※グリルの下は輻射熱でかなり熱くなるため、熱に強いテーブルを使用しましょう)
炭受けは地面から距離があるので、直置きもOK。(※直火禁止の場所では焚き火シートなど敷きましょう)焚き火の時は、直置きでちょうど使いやすい高さです。
炭受けは3段階に高さ調節が可能
炭受けの両サイドにはフックがついており、本体の両サイドには2つずつ、3段の穴が。これにより、三段階に高さ調節が可能です。
炭や固形燃料にアルコールストーブ、焚き火など熱源を選ばずさまざまな使い方ができるのが魅力的。
筆者がよく使うのは、近所のホームセンターD2オリジナルの「着火剤のいらないバーベキュー炭 大きめ2個入り」。
炭受けを1番上にセットすると、この炭がシンデレラフィットするんです。横幅も高さも申し分なく、食材を焼くのにピッタリな火加減になります。
3面を囲まれているので、雨で幕内にお篭りキャンプする時なんかも火の粉が飛びにくく、安心して使えます。
(※幕内での火器の使用は、一酸化炭素中毒の恐れがあります。換気を十分にして一酸化炭素チェッカーを使用するなど、自己責任の上で行ってください)
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