モンベル バロウバッグ[BurrowBag]#1 レビュー
お父さんの財布に優しい、モンベル バロウバッグ[BurrowBag]#1のレビューです。スタンダードなシュラフです。
monbellからは様々なシュラフがリリースされており、収納サイズ・価格・性能を考慮した結果、BurrowBag#1をチョイスした…
と言いたいところですが、キャンプ超初心者の頃に右も左もわからない頃、購入した製品です。
もちろん、今でもキャンプ初心者には変わらないのですが、それなりにいろんな他社製品なども触ってみました。
結果、BurrowBag#1の良さが際立つように思います。
というわけで、モンベル BurrowBag#1の良さをご紹介していきたいと思います。
メリット
- お値段以上の暖かさで、優れたコストパフォーマンス。
- ダウンシュラフと比較しても、さほど大きくない。
- 触り心地(寝心地)が良い。
SPEC
品名 | BurrowBag#1 | |
サイズ | 収納時 | ∅21.8×43cm(13L) |
総重量 | 1,680g(1,781g) ※( )内はスタッフバッグを含む総重量です。 | |
生地 | 表地 | 40デニール・スーパーマルチ・ナイロン・タフタ |
構造 | スーパースパイラルストレッチ™ システム | |
使用温度 | コンフォート | -3℃ |
リミット | -9℃ | |
エクストリーム | -27℃ |
#1の表記について
製品名の末尾についた「#1」の表記についてですが、シュラフの「対応温度」を表す表記になります。
この「#1」の数値が大きくなるほど、対応温度も上がります。
#0 → 冬用
#5 → 夏用
今回ご紹介するバロウバッグ#1は、#0の次に暖かいモデル、ということですね。
使用温度がコンフォート-3℃、リミット-9℃、エクストリーム-27℃。
【コンフォート温度】
一般的に代謝が低く寒さに弱い人が、リラックスして寒さを感じることがなく睡眠が出来る。【リミット温度】
一般的に代謝が高く寒さに強い人が、寝袋の中で丸まった状態で寒さを感じることなく睡眠が出来る。【エクストリーム温度】
一般的に代謝が低く寒さに弱い人が震えを伴いながら6時間持ちこたえられる。モンベルではこの温度域は非推奨。
寝袋のレビューで難しいのは、暖かさについては、個人的な感覚にまみれてしまうということです。
しかし、一応お伝えしておくと、気温0度程度で就寝しても寒さを感じることはありませんでした。
人によっては#2のモデルで平気で冬キャンプに出かける猛者もいるんだとか..
とはいえ流石に0度以下の気温になる場合には、#1以上のモデルをお勧めします。
というのも、この「対応温度」についてはやや余裕を見ておいた方が良い、という意見が多数を占めるからです。
具体的には、「記載温度+5℃程度」を目安に考えると良いと言われています。
出典:CAPTAINSTAG
個人的にも賛同できる意見でして、「バリバリ代謝が良くて寒さに強い人」なんてそんなに多くないと思いますし、単純に寒いのはイヤだからです(笑)
ディティール
フード&肩が絞れる
フード&肩が紐で絞れる仕様。2本ドローコードが出ています。外側がフード、内側が肩ですね。
だいたい、多くのシュラフがこういった「2重で絞れる仕様」となっていますが、BurrowBag#1も例に漏れずその仕様となっています。
また、フードと肩それぞれに大判のマジックテープが付属し、しっかりと冷気をシャットアウトします。
YKK製ジップ
YKK製のジップは、両端に大きめのコードが付属し、引っ張りやすいですね。
足下側にもジッパーが付いており、ちょっと暑いなあ、なんて時に重宝します。
そして、R/ZIP(右ジッパー)、L/ZIP(左ジッパー)仕様がリリースされています。良く利き手側が良い、なんてお話も聞いたりもしますが、「お好みでドウゾ。」と言ったところ。
しかし、このBurrowBag#1唯一の泣き所と言えるのが、ジップ開閉時に、やや噛みやすいということです。
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ちなみに、ハイエンドモデルであるNANGAのシュラフは「噛み込み防止ジップ」仕様でした。
噛み込み防止ジップ、めちゃくちゃいい感じなのです…モンベルさんも何とか頑張って搭載してくれないでしょうか…
触り心地良好な生地感
生地は、特別に高級な仕立て…というわけではないのですが、ところがコレがナカナカにシルキーな触り心地でして。
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