サーカスTC 使用レビュー
広さについて

インナー無しの状態で快適なのは3名ぐらいまで。決して広いテントではありません。ちなみに、スペック上の就寝可能人数は4人となっています。

インナーハーフ内は2名ぐらいまで。家族4人(こどもは3歳と5歳)で宿泊したことがあるのですが、非常に窮屈でした。
また、インナーハーフとテントとの間に大きめの隙間ができるためデッドスペースが多いです。

インナーハーフが廃盤になり、代わりにより広いメッシュインナーセット 4/5がリリースされています。
インナーハーフは吊り下げ式だったのですが、センターポールでテント本体の下に固定する仕組みに仕様変更されています。これはテントとインナーの隙間(デッドスペース)を減らすための変更だと思います。
もしかしたら、インナーハーフが狭いという声があったのかもしれません。
設営が簡単

設営はティピー(ワンポール)型らしく、非常に簡単。
まずは、5つの角をペグダウン。ペグダウンの位置は5角形のガイドが付属しているのでそれに沿って打つだけです。

ただし、テントの「前」を探すのが少し大変です。
五角形の前後2箇所に入り口があるため前後非対称。そして前側にしかサイドフラップがついてません。
つまり、張るときにまず「どっちが前か?」を確認する必要がありますが、サイドフラップが見つけにくく、どちらが前なのか少し分かりにくいことがありました。

向きさえ分かれば、あとはズドン!とセンターポールを立てればざっくり立ち上がります。
風通しが良い

開口部が2つあるティピー型テントは意外と少なく、サーカスTCシリーズの大きな特徴のひとつです。両方を解放すれば通気性が高く、夏場は快適に過ごすことが出来ます。
開口部が1つのモデルと比べたらその差は大きいですよね。

さらに上部に2箇所のベンチレーションも設けられており、隙のない仕上がりです。
かっこいい

TC素材の風合い、サンドカラー、ティピー型のシルエットが合わさって、とてもかっこいいですね。
競合製品
サーカスTC DXは人気のテントなので人と被りやすいという弱点があります。キャンプに行ったら高確率で見かけます。
もし人と被りたくない!という場合は、ビジョンピークス(VISIONPEAKS) TCティピシェルターなども非常に近いスペックです。
まとめ
- TC素材なのにリーズナブル
- 手抜きなしの仕上がり
- ソロ、デュオ向き
以上、テンマクデザイン サーカスTC DXについてでした。総評はソロ、デュオキャンプに使うティピーテントとして素晴らしい仕上がりのテント、という印象です。
maagzを最後までお読みいただきありがとうございました。
テンマクデザイン 青空タープTC レビュー [itemlink post_id="4833"] テンマクデザイン・青空タープTCのレビューです。サイズは約5m×5m、大人がかがむ必要のない高さの大型タープになります。 […]
- 1
- 2

