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オピネルナイフNo.10 カーボンスチールの黒錆加工をやってみた。分解手順や加工方法など。

黒錆加工完成

黒錆加工したオピネルナイフ

オピネルナイフ No.10 黒錆加工 完成

1時間ほど放置した後、取り出しました。綺麗に黒錆が付いています。

マットブラックな感じがかっこいいですね。

組み付け

OPINELナイフ 黒錆加工 組み付け

あとは分解した時と逆の手順で組み付けて完了です。

 

いい感じに黒錆加工出来ましたが、使っているうちにだんだんと落ちてきてしまいます

そうなってしまったら再度黒錆加工を施工すればOKです。

 

カーボンスチールのナイフはとても手間がかかりますな。しかしそれも楽しみの一つということですね。

余分な黒錆を落とす

OPINELナイフ 黒錆加工 余分な黒錆を落とす

一つ忘れていました。黒錆加工した直後は、ご覧の通りキッチンペーパーなどで拭くと黒錆が付着する状態です。

このまま食品などを切るのはまずいですよね。

OPINELナイフ 黒錆加工 余分な黒錆を落とす

そこで、キッチンペーパーに黒錆がつかなくなるまで中性洗剤で洗います。

さらに防錆として、ブレードにオリーブオイルなどを塗りつけておくと良いですね。

切れ味は落ちる??

OPINELナイフ 黒錆加工 切れ味

ちなみに、黒錆加工をすると切れ味が落ちる…?というお話もあるようですので、検証しました。

「野菜たっぷりペンネ」を黒錆加工済みのオピネルナイフNo.10のみで調理してみます。

OPINELナイフ 黒錆加工 切れ味

結果、様々な野菜(パプリカ、ナス、ズッキーニ、アスパラ、トマトetc…)を切りましたが、黒錆加工施工前と比べて、特に切れ味の低下は見られないように感じました。

水分を多く含む野菜を切った後に、赤錆の発生を気にする必要が無くなりますね。神経質なカーボンスチールのオピネルナイフがとても扱いやすくなるという印象です。

OPINELナイフ 黒錆加工 切れ味

黒錆加工したブレードと野菜のコントラストが素敵です(謎)。

酸に注意

注意点として、黒錆加工したナイフは酸に弱いです。

トマトを切ってナイフに付着したトマトのタネを数分そのままにしてしまったのですが、あっという間に黒錆が落ちて色ムラになってしまいました。

レモンやグレープフルーツなどを切った時もすぐに落とすようにすると良いですね。

※黒錆が落ちたところは、再度赤錆が発生するようになります。

ついでにグリップの油漬け

せっかく分解しましたので、グリップの油漬けもやりたいと思います。

 

OPINELナイフは、グリップ部が水濡れして膨張し、ナイフが開けなくなるというウィークポイントがあります。

そこで、グリップ部に浸水しにくくするために「油漬け」するというカスタムがまことしやかに囁かれております。

 

この「油漬け」に関しては、その効果について賛否両論ありまして、やるべきかどうか微妙なところではありますが、人柱となって試してみることにしました。

 

やり方は簡単で、乾性油である荏油(えあぶら)とグリップをジップロックに漬け込みます。

オリーブ油、椿油、なたね油などの不乾性油に漬けてもベタベタになるだけで意味がないので注意です。

 

こちらの油漬けについての効能はまた別記事にてご紹介したいと思います。

まとめ

OPINELナイフ 黒錆加工

  • カーボンスチールモデルに黒錆加工をすることで扱いやすくなる
  • 黒錆加工は使っているうちに落ちていくので、定期的な施工が必要
  • マットブラックな見た目になり、かっこよくなる

以上、オピネルナイフ No.10 カーボンスチールモデルの黒錆加工についてでした。

maagzを最後までお読みいただきありがとうございました。

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