オピネルナイフ ステンレススチール No.8 レビュー
オピネルナイフ ステンレススチールNo.8のレビューです。ステンレススチールとウッドを組み合わせたフランス製の素敵な折りたたみ式ナイフで、多くのアウトドアマンに愛される超定番製品ですよね。
ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館が選出した「世界で最も美しい100のプロダクト」の一つにも選ばれています。
また、名作でありながら非常にリーズナブルなプライスも魅力の一つで、No.8は定価2,100円。
「フランスの良心」とでも呼びたいですね。(謎)
サイズ展開
出典:OPINEL
サイズ展開が非常に豊富で、No.2〜No.10、飛んでNo.12までのラインナップです。(No.1とNo.11は生産中止)
No. | 刃渡り | 重さ |
No.6 | 7.3cm | 30g |
No.7 | 8cm | 36g |
No.8 | 8.5cm | 46g |
No.9 | 9cm | 57g |
No.10 | 10cm | 75g |
No.12 | 12cm | 115g |
※No.2〜No.5までは、非常に小さく実用性が低いです。贈答用や、アクセサリーのような感覚で身に着けるイメージですね。
最初の一本として、実用的なナイフをお求めの場合はNo.6以上をおすすめします。
今回ご紹介するのは、No.8です。
刃渡り85mmのNo.8は可搬性と使用感のバランスに優れたサイズ感となっています。
ステンレススチール製とカーボンスチール製
ブレード(刃)の素材が2種類ラインナップされており、ステンレススチールとカーボンスチールとなります。
ステンレススチールの特徴
メリット
・錆に強い
・切れ味が落ちにくい
デメリット
・研ぐのが難しい
・カーボンスチールに比べ切れ味が劣る
ステンレススチールは丈夫で錆びにくい代わりに研ぎにくく、
カーボンスチールの特徴
メリット
・切れ味が良い
・研ぎやすい
デメリット
・錆びやすい
・水に弱い
カーボンスチールは錆びやすいですが、粘り強く切れ味が良い。
カーボンスチールは水に濡れると30分程度で錆びてしまいますが、切れ味は抜群です。
SPEC
名称 | オピネル ステンレススチール No.8 |
メーカー | OPINEL(オピネル) |
刃渡り | 約85mm |
刃厚 | 1.5mm |
重量 | 46g |
材質 | ブレード/ステンレススチール、ハンドル/ブナ材 |
原産国 | フランス |
ディティール
グリップ
グリップ部は、天然木(ブナ)製で味わい深く、優しい風合いです。
指馴染みも良く、グリップ力もまずまずといったところ。
格納部分
刃はグリップ内に格納できる仕組みです。格納した刃を、少しせり出した図。
スムーズな動作感覚ですね。
爪を引っ掛けるポイントがあるので、すっと取り出せますよ。
刃部分
刃部分ですね。ロゴマークの刻印が所有欲を高めてくれます。
下には、ステンレススチール製であることを表す「INOX」の表記。’INOX’はフランス語で「ステンレス鋼(ステンレスこう)」を意味します。
ちなみにカーボンスチールモデルは「CARBONE」の刻印になっています。
MADE IN FRANCEの刻印
フランス製ですね。MADE IN FRANCEの刻印がソソります。
重量
重量は、実測で44g。ほぼカタログスペック(46g)通りですね。
ビロブロック(ロック機構)で安全
#6以上のサイズであれば、「ビロブロック」と呼ばれるロック機構が搭載されています。
写真に写っている部分を回す事で刃が固定され、不用意に出てくることがありません。
しっかりとロックされますので、気兼ねなく持ち運びすることが出来ますね。
また、使用時に関してもビロブロックを固定することが出来ます。
不用意に折りたたまれることがなく、安全です。
No.8のサイズ感
身長155cmの女性が扱うと、このようなイメージです。グリップ部が手の大きさに丁度よいですね。
身長164cmの小柄な男性が扱うと、このようなイメージです。こちらも、グリップのサイズ感は丁度良いですね。
やや手が大きい方は、No.9、No.10の方がしっくりくる可能性があります。
- 1
- 2