もちろん、ホームセンターで汎用の耐熱シリコンチューブを購入し、装着してもOKです。
風防なしで風に弱い
風防がないため、強風が吹くとなかなか温まらないことがあります。
とろ火は苦手
いわゆる「とろ火」はやや苦手。
火力を弱めておくとフッと吹いた風によっていつの間にか火が消えていた、なんて事が良くあります。
Gストーブ ST-320 レビュー

続いては、Gストーブ ST-320のレビューです。こちらも、CB缶(カセットボンベ)缶を使用するアウトドアバーナー。

最大の違いはコンパクトに収納できるノート型であること。めちゃくちゃスマートです。

仕舞寸法自体はST-310とさほど変わらないのですが、荷物をきっちりとテトリスしたい方はこちらが良いですね。
SPEC
| サイズ(mm) | 幅15.3×奥行19.5×高さ7.7cm 幅14.2×奥行7.8×高さ22.5cm(収納時サイズ) |
| 重量 | 380g |
| 発熱量 | 2.1kw(1800kcal/h)(ST-760使用時)、1.7kw(1500kcal/h)(ST-700使用時) |
| 使用時間 | 約2.1時間(ST-760 1本使用時)、約2.6時間(ST-700 1本使用時) |
| 材質 | 本体=アルミニウム・ステンレス、火口=アルミダイカスト、バルブ=真鍮 |
| 原産国 | 日本 |
ディティール
各パーツ

左から、ゴトク、スタンド、バーナーです。
スタンドとバーナーのはめ方

スタンドとバーナーのはめ方です。バーナーにある隙間を、スタンドのエッジにはめ込みます。

ハマるとこんな感じです。
スタンド側に板バネがあって、ちゃんとハマると板バネの下にバーナーがうまいこと収めるイメージです。
(絶対動画の方が分かりやすいやつですね…)
コツとしては、スタンドを目一杯開いてからハメる事です。中途半端に開いた状態ですと、しっかりとハマりません。

こんな感じで組み合わせて使います。
遮熱板

遮熱板。CB缶に輻射熱は伝わりにくいです。
ガス調整つまみ

ガスの噴出量を調整するツマミはサイドに配置。
点火スイッチ

反対側に、点火スイッチが配置されています。オレンジ色の配色で分かりやすいですね。場所も押しやすいです。
重量

重量は、カタログ値(380g)よりも少し重たい394g。
メリット
ランニングコスト安
ST-320と同様に、CB缶を燃料とするため非常に燃料代が安く済みます。
ギミックが楽しい

コンパクトなアルミ製のケースから、格納されているバーナーを取り出して組み立てる方式です。
カチャカチャと組み立てるのがめっちゃ楽しいですね👍
風に強い

アルミ製のケースが、使用時にゴトクと風防を兼ねる非常に合理的な作りとなっています。
ST-310と比べると分かるのですが、火元が十分に低い位置にあり、なおかつ風防が両サイドを囲っているため風に強いですね。
ハードケースで安心

ソロキャンプやオートバイでのキャンプツーリングなどで荷物に制限がある場合に、ノート型のハードケース収納という長所が活きてきます。
荷物をパンパンに詰めてそのどっか隙間にポイっと入れ込むことができますし、その際に上から他の荷物で押されても破損の心配がありません。
一方で、ST-310の方は仕舞寸法は小さいものの、各パーツは基本的にはむき出しでの収納となりますので、ここは大きなメリットになるでしょう。
デメリット
火力はST-310より弱い

ST-310より火力は劣ります。また、ST-310と比べるとバーナー部分の面積が狭いため、熱がやや局所的になる傾向がありました。
レギュレーター機能なし
レギュレーター機能はなく、低温時の火力低下が起こります。
特に、安く売っているCB缶(低温に強いガスの配合をケチっている)ですと注意が必要ですね。
ややお高いですが、SOTO純正のハイパワーガスST-760を使用するとかなり改善します。
ガス缶との接続がやや難しい

CB缶との接続オペレーションが、やや難解で分かりにくいです。上写真の状態だと、うまくハマりません。

このように、黒い樹脂部品を下にずらしてから装着します。

SETと書いてある部分をガス管の切掛け部分にして装着します。

バーナー本体をグッとガス缶の方向へ押し込みます。

そしてバーナーをグッと奥に回しこんでロックします。
やや直感的ではなく、初見ですとかなり迷う作りでした。
まとめ
- 火力はレギュレーター搭載のST-310
- 可搬性&防風性はブック型のST-320
以上、SOTOのST-310、ST-320のレビューでした。
maagzを最後までお読みいただきありがとうございました。
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