最新型!LOWタイプトランクカーゴを実際に使ってみた!

それではいよいよ最新型の「LOWタイプトランクカーゴ」の使用感をレビューしていきたいと思います! 今回キャンプで使用したのは、容量30LのLOWタイプトランクカーゴのブラックとグレー。
LOWタイプは浅型で小物収納にピッタリ

LOWタイプトランクカーゴのサイズは(約)W600×D390×H240mm。旧タイプトランクカーゴ(画像左側)の70Lタイプが(約)W780×D390×H370(mm)。並べると高さの違いは一目瞭然。

この高さの違いには、一体どんなメリットがあるのでしょうか? 実際にギアを詰めて確かめてみましたよ。まずはグレーのトランクカーゴを開けてみましょう。
上に乗っかったMAAGZの焚き火台「RAPCA(ラプカ)」とflamesの焚き火台「ファイヤースタンド」をどけてみると……。

中はこの通り。先に出した焚き火台2つ、小型LEDランタンや関連小物ギア、ガス缶や燃料缶に着火ライター、SOTOのシングルバーナーにトングやファイヤースターター、ノコギリに鉈など……、照明と火にまつわるギアが全て収まりました。
深さのある収納BOXだと、メッシュバスケットなどで小分けして上下に重ねて収納するので、何がどこにあるのか分かりにくいうえ、出し入れもかなり面倒。でも浅型だと、小物ギアもどこにあるかすぐ分かって、出し入れもストレスフリー!

グレーのトランクカーゴ2つ目には、ロータイプの折りたたみチェア3脚とロータイプの折りたたみテーブル1脚がちょうど収まりました。(画像はテーブル収納袋が空で、チェアも1脚出した状態)
チェアやテーブルなども、ポール部分が曲がってしまうのが懸念され、上にあまりモノを乗せたくないアイテム。この悩みも、浅型だと上部のムダなスペースがなくスッキリ解消。
ギッシリ詰めても運びやすいサイズ感

さらに、浅型形状のメリットはもう1つ。あまり高い位置まで持ち上げなくても足の運びに干渉せず、運びやすいんです。特に、ギアをギッシリ詰めて重くなってしまった時に実感するメリットです。

深型タイプではこの通り。LOWタイプと同じくらいの高さに持ち上げて前に進もうとすると、身長157cmの筆者の場合、膝が当たってとても歩きにくい状態に。
ローチェア&ローテーブルとしても使いやすい高さ

チェアとして使った場合も、ロースタイルにピッタリの高さ。画像の、筆者が普段使っているMoon Lence(ムーンランス)「アルミローテーブル」が高さ36cm。ローテーブルとしてはごく一般的な高さなので、他のローテーブルとも合わせやすそうです。

2段重ねると、少し高めのローテーブルとしても使える高さに。フチがあるので転がりやすいアイテムを置いても安心です。
オプションの専用「仕切り板」でいつもスッキリ!

LOWタイプトランクカーゴには、もう1つ忘れてはならない新しい仕様が! オプションでLOWタイプ専用の「仕切り板」が販売されていて、トランクカーゴ内部を仕切ることができるんです。
「仕切り板」3枚で最大4つのスペースに仕切れる

1つのトランクカーゴに使える仕切り板は3枚。使い方はカンタン。LOWタイプのみに装備されている溝に、仕切り板下部の突起を差し込むだけ。

3枚使えば最大4つのスペースに仕切ることが可能です。今回は、収納するギアのサイズに合わせて2枚の仕切り板を使用。中央のスペースを大きくとって、3つのスペースに仕切ってみました。
アイテムを出し入れしても“雪崩”が起きない!

仕切り板で仕切ったトランクカーゴには、主にキッチン周りのギアや食器類を収納。およそ3人分の食器や調理器具が全て収まりました。こまごましたキッチン周りのギアも、浅型だから何がどこにあるかすぐに分かります。

特に、お皿類を立てて入れられるのが便利。横に寝かせて上に重ねる収納だと、一番下のお皿を取り出すのが結構面倒ですよね。しかも、仕切り板があるおかげで、隣のスペースのアイテムを取り出して隙間ができても、立てたお皿が倒れません。
アイテムの出し入れによる“雪崩”が起きず、常にキッチリパッキングした状態が保てる仕切り板。LOWタイプトランクカーゴを購入するなら、ぜひセットでの購入をオススメします!
気になった点はこんなところ

トランクカーゴ本体ではなく、オプションの仕切り板に関して1つだけ気になった点も。筆者が欲張るあまり、硬いギアを詰め込みすぎたせいもあるのですが……。
画像左側の仕切り板をご覧いただくと分かる通り、手前に向かって曲がってしまっています。しかも、今回の使用で曲がり癖がついてしまったので、欲を言えばもう少し強度があるとうれしいところ。
次回からは、パッキングの際の詰め加減に注意して使っていきたいと思います。
LOWタイプトランクカーゴならいつも“整う”、愛用ギアの収納

小物ギアを常にスッキリと収納できて、カテゴリ分け収納にも最適なLOWタイプトランクカーゴ。ロースタイルサイトでチェアやテーブルとして兼用するのにもちょうどよいサイズ感で、ミニマム派キャンパーにもイチオシのアイテム。
あなたもLOWタイプトランクカーゴで、いつも愛用ギアの収納をスッキリ整えてみませんか?
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