ベルモント TABI レビュー
ベルモント TABIとは
ベルモント社製の焚き火台、焚き火台 TABI(BM-263)のレビューです。
本体重量わずか423gという驚きの軽量設計。キャンプツーリングに最適な一品です。
TABIのスペック
製品名 | TABI |
素材 | 本体:チタニウム、18-8ステンレス、収納袋:ナイロン |
収納サイズ | 178×360×15㎜ |
組立サイズ | 237×360×170㎜ |
耐荷重 | 火床:約15㎏、網:約3㎏ |
重量 | 約423g(本体:約298g、側板:約29g、網:約96g) |
付属品 | 専用ケース |
※ベルモント TABIの仕様諸元です。
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雲見夕陽と潮騒の岬オートキャンプ場で焚き火してきました。
先に使用感をまとめると以下。
- 軽量、コンパクト
- 絶妙なサイズ感
- 高い燃焼効率
- 華奢な見た目からは想像つかないほどの耐荷重
ベルモント焚き火台ラインナップ
TOKOBI
少し前に話題になったTOKOBI。携行性と調理能力という相反する能力をどちらも高めた焚き火台です。
今回ご紹介するTABIよりも一回り大きいサイズ感(約415×460×320㎜)の焚き火台ですね。
ディティール
付属品
早速付属品を見ていきます。左から
- サイド部分に装着する小型の風防プレートが2枚
- 3本の脚パーツ
- ロストル、灰受けの機能を担うメインのプレートが2枚
- ハーフサイズの焼き網が1枚
組み立て手順
2枚のプレートを組み合わせる。
はめ込み用の凹凸があり、向きで迷いません。
3本の脚を組み付けます。
最後にサイドプレート、焼き網を組み付けます。
炭床と地面が一番近いところで6.5cmと近いので、難燃マットを敷くことをおすすめします。上記リンクの難燃シートは45cm × 45cmなので、長辺が36cmのTABIにマッチングします。
重量
公式スペックによる重量はたったの298g。350mlの缶ジュースよりも軽いというのは驚きです。
サイズ感
絶妙なサイズ感です。大きすぎる焚き火台を持て余すことがありません。かといって薪がすぐに燃え尽きてしまうようなことはありません。
収納サイズはこれぐらいで非常にコンパクトです(iphoneXとの比較)。薄型にまとまるため、車のちょっとしたデッドスペースなどに入れて運搬することが可能です。
バイクへの積載
BMW R100RSで行くキャンプツーリング こんにちは、MAAGZ営業部の橋本です。 [sitecard subtitle=関連記事 url=https://maagz.jp/kawasaki-w650-camp-tour[…]
バイク(BMW R100RS)へ積載するときはシートバッグに入れて載せています。キャンプツーリングにちょうど良いサイズ感ですね。
使用感レビュー
40cmの薪を入れる
40cmの薪を入れてみました。小さく、華奢に見えるのですがしっかりとした安定感があります。
細めの脚パーツから受ける印象とは大きく違いますね。
長辺は36cmなのですが、側板を外すことで少し長めの薪も問題なく載せることが可能です。
もちろん20cmから30cm程度の小型の薪は、空気の循環を良くする形で問題なく組むことが可能ですね。
調理をする
付属するハーフサイズの網はソロでの調理にぴったりなサイズ感です。
デュオキャンプではスペースが不足する事もありますので、その場合は余っているもう半分のスペースに社外品のゴトクなどを載せる事で対応出来ます。
スノーピーク を載せてみた
網の耐荷重は約3kg。試しにクッカーを載せてみた図。試すまでもないぐらいに余裕ですね。
この網の大きさに乗る程度の大きさで、重たい調理器具…思いつくのは6インチ(直径15.5cm)の鉄製スキレットなどですが、それでも多くの製品が1kgを切る重量に収まっています。
実際には調理器具に入れた食材などの重みも加算されますが、対荷重が足りずに困るという事はほぼ無いかと思います。
ケトルでお湯を沸かす
ケトルでお湯を沸かしました。火床と網が近いのですぐに沸かすことが出来ました。
横方向に短いので、ケトルを持ち上げる時に手が熱くならないのも良いですね。
燃焼効率
燃焼効率のテストです。左は弊社製焚き火台RAPCA。右が焚き火台 TABIです。
- メインプレートにスリット
- 側壁の下部に空気孔
があるため、非常に燃焼効率が高いですね。一方でU字状に曲げられたメインプレートが風防の役割を果たすため、風にも強いです。
灰の落ち具合
四方をプレートで囲まれているため、灰が落ちにくいのも美点です。
片付けの際はサイドの小型風防プレートのどちらかを外し、焚き火台本体を斜めにすればサッと処理することが出来ます。
TABIはキャンプツーリングに相性抜群
BMW R100RSで行くキャンプツーリング こんにちは、MAAGZ営業部の橋本です。 [sitecard subtitle=関連記事 url=https://maagz.jp/kawasaki-w650-camp-tour[…]
- 小さすぎない程よいサイズ感
- 軽量で可搬性に優れる
- 1人分の調理をするのにほどよい網
- スタイリッシュな外観
これらの特徴から、キャンプツーリングで愛用しています。
気になる点
地面へのダメージ
唯一気になるところとしては、地面へのクリアランスが低いことです。(約6.5cm)
例えば芝などのサイトで使用する場合にダメージを与えてしまう可能性がありますね。ただこれは難燃シートを下に引く事で解決しますのでさほど問題ではありません。
私が使用している難燃マット(カーボンフェルト製)です。Amazonで購入した「Chaslean バーナー シート」と呼ばれる物です。
0.3mmの極薄チタンの変形
それから、ロストル、灰受けの機能を担うメインのプレートが0.3mmの極薄チタン製なのですが、非常に薄型ですので長期使用における耐久性の懸念があります。
長期テスト後、追記させていただきたいと思います。
もちろん、数回使用した段階では全く問題ありません。また、火床は単体での販売(2,850円)がされているのでもし劣化してしまった場合でも使い続けることが可能となっています。
さらに、現行のロットは火床およびサイドパネルに「リブ(溝)」をプレスで追加されたそうで、耐久性がUPしています。
TABIでスマートに焚き火を楽しもう
- 軽量、コンパクト
- 絶妙なサイズ感
- 高い燃焼効率
- 華奢な見た目からは想像つかないほどの耐荷重
以上、ベルモント社製の焚き火台、焚き火台 TABI(BM-263)のレビューでした。
MAAGZを最後までお読みいただきありがとうございました。