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水分計で薪の含水率を測定。その薪、ちゃんと乾いてる?[焚き火マニア必見]

薪を水分計にかける

薪 水分計

焚き火をする際に、薪のコンディション(含水率)は非常に大切です。

当たり前ですが、焚き火にはしっかりと乾燥した薪が適しています。乾いていない薪を使用すると水分の蒸発にエネルギーを消費するため燃えにくくなります。

 

薪のコンディション管理をするため、水分計(含水率計)を導入しました。ファイヤーサイド デジタル含水率計というものです。

それほど高価なものではないので正確性は未知数ですが、おおまかな目安にはなるはずです。

薪同士の含水率を、相対的に計測するというイメージで使うとよいでしょう。

 

※ちなみに、5%〜40%までの含水率を計測することが可能です。水につけても40%と表示される、ということですね。

ファイヤーサイド デジタル含水率計の詳細

専用ケース付属

ファイヤーサイド デジタル含水率計 専用ケース

Amazonで購入した水分計。専用ケースが付属しています。余談ですがボディ本体に「デジタルモイスチャーメーター」と書いてあります。英語だとそういう表現になるのね。

芯を差し込んで測定

ファイヤーサイド デジタル含水率計 芯

先端に尖った「芯」があり、ここを木材に差し込んで計測します。両端の金属から微弱な電流を流し、その際の電気抵抗値を湿度の数値として画面に表示してくれます。

公式の解説ですと5mm程度差し込む、とありますが2〜3ミリ程度差し込めば計測可能です。

 

差し込み後、電源ボタンを押すことで計測します。

電源ボタン上の「H」ボタンはホールドボタン。計測した数値が変動しないよう画面表示を固定してくれます。

デジタル表示

ファイヤーサイド デジタル含水率計 デジタル表示

大きなデジタル表示があり、見やすいですね。

替え芯

ファイヤーサイド デジタル含水率計 替え芯

替え芯も付属しています。

9V電池で駆動

ファイヤーサイド デジタル含水率計 9V電池駆動

9Vの四角い乾電池で駆動します。別売りでした。

使用方法

ファイヤーサイド デジタル含水率計 使用方法

使用方法は非常にシンプルです。

  1. 計測したい薪を新たに割る
  2. 木の筋の方向に沿って針を差し込む(縦方向)
  3. スイッチON
  4. 3~4カ所を計り平均を計算

最初に薪を割るのは、雨後などで表面が濡れていると正確に測定できないからです。

早速、手元にある薪を測ってみたいと思います。

薪の含水率について

手元にある薪の含水率

広葉樹薪「ナラ薪」 含水率 

まずはじめにマツ(針葉樹)を計測してみました。

だいたい、10%を下回る含水率ですとかなり燃えやすい優秀な薪といったところです。ただしここまで低い必要はなく、一般的には薪の水分量は15%~20%が適切と言われています。

薪 含水率 低い

続いて焚き火や薪ストーブでひろく使われている、広葉樹薪の「ナラ薪」を計測しました。

しっかり乾燥している薪は低い値が出ます。しかし、この程度の値になるまでは薪をかなりの長期間(半年から1年、場合によっては2年ほど)寝かす必要があります。

昨今のアウトドアブームで良質な(乾燥した)薪は品薄状態が続いているようで、この水準の薪に巡り会うことは稀です。

薪 乾燥

ですので、弊社では購入してきた薪を屋外で乾燥させています。ある程度割った状態で保管すると、切断面から水分が蒸発していきます。

風通しのよい場所で、樹皮側を下に向けて置くとより早く乾燥します。

薪 含水率 高い

普通に購入すると、このぐらい含水率が高い薪も市場に出回っています。もちろんこれでも燃えないということはないですね。

ただし不完全燃焼が起こり、白煙は圧倒的に出やすいです。

1kgの薪を燃焼させるのに必要なエネルギー

 1kg  乾燥度      火力   単位
  薪  50%  約2,200  kcal/h
  薪  20%  約3,450  kcal/h
  薪   0%    約4,800  kcal/h

出典:ファイヤーサイド

1kgの薪を燃焼させるのに必要なエネルギーです。50%の含水率の薪ですと、0%のときに比べて2倍以上の燃焼エネルギーが必要となってしまいます。

人肌の含水率

人肌の含水率

ちなみに人肌を測ってみると、このぐらいの数値になります。突き刺したわけではないので正確ではないですが。

「生の木」の含水率

「生の木」の含水率

道端に落ちている「生の木」を測ってみると、このぐらい。(38%)

ちなみに、立ち木の含水率は50%以上と言われています。(環境を考慮し、実測はしていません。)

ですので、「薪」として売られている木材については、30%近い含水率であっても一応「生の木」よりは含水率が低い状態にはなっているということです。

焚き火に適した含水率

薪 含水率 0% 

これは極端な例で、含水率0%の薪です。(最低計測可能な含水率が5%なので、5%以下ということです。)

※0%表示のときは含水率計が正確に計測できていない可能性が高いです。実際には完全に0%というのは考えにくいためです。さらに、小数点以下の処理も不明です。

もちろん、ここまで完全乾燥している必要はありません。

ざっくり言って、15%〜20%程度の薪であればストレスなく焚き火をすることが可能です。

ちなみに、この含水率計で何度か試してみたところ、以下のような結果となりました。

  • 15%以下の薪は煙も少なく良く燃えます
  • 20%以上の数値が出た薪は煙が多く、「シュー」と音を立てて水を垂らしながら燃えることもあります

含水率計の数値が正確かは判断できないので、何度か使ってみて目安として使うと面白いと思います。

バトニング、薪割りについて

含水率が適していない場合でも、薪を小さく割ることで表面積を増やし、効率的に燃やすことが可能です。

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薪割りに使用している斧は、ハスクバーナの手斧(38cm)です。

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力がなくても割れる針葉樹薪は、モーラナイフを使ってバトニングします。コンパニオン ヘビーデューティーを使っています。

その他薪割りの目的としては、薪を焚き火台に適した大きさにするため。そして燃焼しやすくするためです。

乾いた薪で快適な焚き火を

以上、薪の含水率を水分計で測ってみた、というお話でした。

含水率が適切でないと爆ぜてしまったり、火力が弱かったりして快適な焚き火が楽しめません。

それほど高価なものではないですし、おひとつあると焚き火の楽しみが広がります。

maagzを最後までお読みいただきありがとうございました。

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