Coleman タフスクリーン2ルームハウス/LDX+とは
今回ご紹介するのはColemanのタフスクリーン2ルームハウス/LDX+になります。
このタフスクリーン2ルームハウス。シンプルな構造で設営がしやすく、大人2人、子供2~3人の家族にぴったりのサイズ感のテントです。
ファミキャンをスタートする初心者キャンパーの方に、初めてのテントとしておすすめの製品です。その魅力をご紹介いたしますね。
タフスクリーン2ルームハウス/LDX+ SPEC
出典:Coleman
- 耐水圧:フライ/約3,000mm(寝室)、約2,000mm(リビング) フロア/約2,000mm ルーフ/約3,000mm
- 定員:4~5人用
- インナーサイズ:約300×250×185(h)cm
- 本体サイズ:約610×365×220(h)cm
- 収納時サイズ:約φ36×75cm
- 重量:約20kg
- 材質:
フライ/75D ポリエステルタフタ(ダークルーム、UVPRO、PU防水、シームシール)
インナー/68D ポリエステルタフタ
フロア/210D ポリエステルオックスフォード(PU防水、シームシール)
ポール/(リビング)アルミ合金 約φ16mm (寝室)アルミ合金約φ14.5mm (リッジ)アルミ合金 約φ11mm (キャノピー)スチール約φ19mm(180cm) - 仕様:キャノピー、メッシュドア、ベンチレーション、メッシュポケット、コード引き込み口、サイドウィンドウ、ランタンフック、吊り下げ式インナーテント
- 付属品:ルーフフライ、キャノピーポール×2、ペグ:プラスチック×8本、スチール×18本、ロープ、ハンマー、収納ケース
2ルームテントなので初心者におすすめ
テントの設営方法「タフスクリーン2ルームハウス/MDX+ /LDX+」| コールマン – YouTube
設営のしやすさからコールマンが初心者におすすめするテントの一つです。設営は2人いれば楽にできますが、慣れれば1人でも可能です。
YouTubeにも公式のわかりやすい動画が上がっています。キャンプに出かける前にしっかりと予習ができるのは、初心者に優しいですね。
2ルームテントならタープ不要
2ルームテントはリビングと寝室が一体化しているため、タープが不要となります。これひとつ設営してしまえばキャンプをはじめることが可能。初心者におすすめできる大きなポイントですね。
一方でティピ型のテントは、寝室のみでリビング部分がありません。快適に過ごすためには、タープなどでリビングを用意する必要があります。
初心者にとってハードルが高いのが、タープの設営です。慣れればなんてことは無いのですが、長い時間をかけて四苦八苦しながらタープを設営しているキャンパーの方を何組も見たことがあります。
風向きや雨天時の居住性などを考慮して、テントとタープ両方の配置決めをするのは時間も手間もかかる作業です。
タフスクリーン2ルームハウス/LDX+ の付属品
付属品一覧
奥左から、本体、インナーテント。
手前左から、キャノピーポール2本、リビング用の太いポール2本、リッジポール1本、寝室用のポール2本、ルーフフライ。
写真には写っておりませんが、ペグ、ハンマー、ガイロープ付き。
ハンマーはプラスチック製、付属のペグは細めのピンペグでした。何度か使えば確実に壊れてしまうので、個人的にはペグ用のハンマーと、強度のあるペグの別途購入をおすすめします。
キャンプでテントを設営するために、なくてはならない道具のひとつがペグです。 ペグの選択を間違えてしまうと強風でペグが抜けてしまい、テントやタープが飛ばされる事態にもなりかねません。 キャンプ地がどんな状況でも快適に過ごすために、[…]
タフスクリーン2ルームハウス/LDX+ のディティール
ダークルーム™テクノロジー搭載
このテントの最大の特徴はダークルームテクノロジーを搭載していることです。
本体素材の内側は黒色で、見た目からも日光をよくブロックしそうです。実際にテントをフルクローズにしてしまうと、日中でもテントの寝室の中が真っ暗になります。これならば、早朝から朝日のまぶしさで起こされることもないですね。
日光をほぼ通さないので、通常素材のテントより内部は涼しくなります。
ただし、真夏に海抜が低い場所で、炎天下で無風の環境では、暑くて中にいられない状態になることもあります。あまり効果を過信はせずに、「通常のテントよりも暑さを和らげることができる」と考えたほうがいいと思います。
また、付属のルーフフライも内側が黒色で遮光性に優れた素材です。併用することで、遮光性が更にアップします。
本体とルーフフライの間に空間が生まれるので、結露の防止にもなりますね。
考え抜かれたベンチレーション
ベンチレーション(換気口)が寝室の上下にあり、空気がうまく循環します。
寝室の下部ベンチレーションより冷たい空気を取り込みます。
室内の熱くなった空気は寝室上部のベンチレーションから抜けていく仕組みです。
リビングの上部の左右にもベンチレーションがあります。雨の日にフルクローズした状態でも、ベンチレーションを開ければ換気が可能です。
広々として使いやすい
出典:Coleman
タフスクリーン2ルームハウス/LDX+は、本体の内側に吊り下げ式のインナーテントを設置して寝室とリビングスペースを作る、2ルームテントになります。
インナーテントを設置した場合、寝室の部分は約3(横)×2.5(縦)×1.85(高さ)mがあるので、大人4人がゆったりとくつろげるスペースがあります。4~5人家族ならば快適に眠ることができます。
リビングスペースは縦横3m以上のスペースがあるので、写真のようにチェアを4脚と机を置いてもまだ余裕があります。
あえて寝室を使用しなければ、シェルターとしても使うことができます。その場合、横3m以上、全長は6m程になりますので、大人数の宴会場としても使えるほどの広さになります。
また、リビングの高さは最も高い場所で2.2m程なので、背の高い人でも窮屈な思いをせずにくつろぐことができますね。
雨の日でも大丈夫?
「テントに浸みこもうとする水の力を抑えようとする値」を耐水圧といいます。一般的に「1500mm以上の耐水圧があれば、強い雨にも耐えることができる」とされています。
耐水圧が高いテントの場合、通気性が悪くなり、内側が熱くなったり、結露が多くなってしまったりするデメリットがあります。
しかしタフスクリーン2ルームハウス/LDX+は、先ほどご紹介したダークルームテクノロジーと空気が循環するベンチレーションで、耐水圧が高いが故のデメリットを見事に解消しています。
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