大型ドームテントが流行の兆し!?
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ここ最近、大型ドームテントが韓国や中国のガレージブランドから次々にリリースされています。
そして日本でも、ヘキサテーブルで有名なTheArthさんが、韓国のガレージブランドTroiaの正規代理店となり大型ドームテントの販売開始。TheArthさんはインスタグラムでも多くのフォロワーを持つインフルエンサーで、影響力のあるメーカーさんです。
そんな高感度な人たちがこぞって愛用し始めているのが、大型ドームテントなのです。
と言うわけで国内外問わず大型ドームテントについて調査いたしました。
大型ドームテントのメリット
存在感がすごい
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規格外の大型ドームテントは、そこにあるだけでワクワクできる特別な空間を作り出してくれるのが魅力の一つ。
その存在感は凄まじく、目立ち度抜群です。
圧倒的な居住空間
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大型ドームテントは、長期滞在する登山のベースキャンプ用として誕生した経緯があります。
圧倒的な居住空間を誇り、家族や友人たち全員が同じ空間に入ることができます。宴会が終わったらそのままコット寝で就寝…といったプランも組めますね。
寒い時期には各自のテントに戻るために外へ出る必要がなくなり利便性に優れます。
連結出来る

出典:LOGOS
他社製品を含めた形で、連結して拡張することが出来るのも魅力の一つ。
さらなる大型スペースを作り出すことが可能です。またその際の迫力は他のどんなキャンプサイトにも負けないものになるでしょう。
大型ドームテントの弱点
最大の弱点は大きく重たいこと。車のラゲッジスペースにも余裕が必要です。
小型のテントに比べると、フライシートの重さもあり、天井も高いため設営難易度も上がります。
連泊するならメリットが多いですが日帰りだと設営撤収で忙しくなってしまいますね。とはいえ、大型ドームテントなのに設営難易度が低い製品もラインナップされています。
この記事では4m、5m、6m級のドームテントをまとめました。市場にどんな大型ドームテントがあるのだろう?という疑問に対してお答えします。
4メートルクラス
ロゴス(LOGOS) スペースベース・オクタゴン-BJ

- 総重量:(約)18.0kg
- サイズ:(約)幅440×奥行440×高さ215cm
- 収納サイズ:(約)幅120×奥行31×高さ31cm
- 主素材:[フレーム]グラスファイバー
[キャノピー]スチール
[フライシート]難燃性ポリオックス(耐水圧1600mm、UV-CUT加工)
[メッシュ]ポリエステル
超巨大スクリーンタープ「デカゴン」の兄弟モデルで、ひとまわりサイズダウンした「オクタゴン」。とはいえ440cm× 440cmと迫力のビッグサイズです。
真っ白な’グランベーシック’もあります。お好みですが、個人的にはグランベーシックシリーズがカッコよく見えます。
ヘリノックス ノナドーム

チェアで有名なヘリノックスにテントのラインナップがあることをご存知ですか?
ノナドームは9角形のフロアを持つシェルターで、直径4mの大型サイズ。超人気で常に売り切れ状態のテントです。
秒速20m以上の風に耐えることのできる強度や広さを実現しながら、重量はスタッフバッグ込みで8.25kgと驚きの軽量設計。
強さと軽さを共存させた設計はチェアと同様ですね。
ヒルバーグ アトラス
ハイエンドな山岳系テントメーカーとして広く知られるヒルバーグ。同社のドーム型テント「アトラス」。
5メートルクラス
テンマクデザイン ビッグルーム

山岳ベースキャンプにも使用可能な耐風性を備え、通気性抜群で快適な居住空間のドーム型シェルター。
使用しているフレームワークは海外の「エベレスト遠征隊」が実際に使用したもので、信頼のDACが製造しております。
テンマクデザインのビッグルームです。フレームはDAC製。DACはヘリノックスの母体で、韓国のアルミポールメーカーですね。
各社テントのポールを製造しているDAC製ですからその信頼性はお墨付き。本体価格 248,000 円(税込 272,800 円)。
組み立てサイズ:(約)5,000×5,000×2,300(高)mmで堂々とした体躯を誇ります。
ロゴス Tradcanvas ソーラー スペースベース・デカゴン500-BA

ロゴスの大型ドームテント「デカゴン」。500と600がラインナップされておりこちらは500。5m×5mのビッグサイズながら、「QUICK SYSTEM」を採用し組立て時間は約5分という驚きの設営スピードを誇ります。
TheFreeSpiritsTents Robotech ロボテック

中国のガレージブランド、TheFreeSpiritsTentsからリリースされたRobotech。
Troia Hektor
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韓国のガレージブランド、Troia。ヘキサテーブルが有名なガレージブランド、TheArthさんが正規代理店となり販売開始されます。
パリッとした美しい張り姿と、丸窓が印象的ですね。めちゃくちゃカッコいいです。
WIWO Yak Dome550 ウィーオ ヤクドーム550
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韓国アウトドアブランドのWIWO(ウィーオ)からリリースされているヤクドーム550。丸窓やサンドカラーなどツボを抑えた作りです。
このビッグサイズでU20万円という優れたコストパフォーマンスも魅力。そのうち売り切れてしまいそうな気がします…
ヘイムプラネット マーベリック

奇天烈ルックスと約100万円というプライスが驚きのヘイムプラネット マーベリック。
元はウインドサーフィンの大会のために作られたというこちらは時速180kmの風にも耐えうるようデザインされておりエクストリームなコンディションでも使用できるように作られている
見た目だけでなくスペックもホンモノ。設営の簡易性に優れた「エアフレーム」は、文字通り空気を入れて膨らませる仕組み。
2名で2台のポンプを使用して5~10分程度で立ち上がるというから驚きです。
公式の仕様一覧に直径が明記なかったためもしかしたら5m以上あるかもしれませんが、使用人数10人、設置面積13.2㎡、全高234cm/インナー200cmということでおそらく5m級ではないか、というところでご紹介いたしました。
6メートルクラス

- サイズ:組立サイズ=幅610×奥行570×高さ295cm、収納サイズ=幅147×奥行37×高さ37cm
- 重量:(約)31.0kg
- 素材:フレーム=グラスファイバー、キャノピー=スチール 、フライシート=難燃性ポリエステルタフタ・耐水圧1600mm UV-CUT加工、メッシュ=ポリエステル
ロゴスの6m超、特大サイズのドーム型テント スペースベース デカゴン。半分に折れるクイックジョイント式ポールを採用した「クイックシステム」で、慣れると5分程度で設営可能。
その圧倒的居住空間は、一度使うと病みつきなんだとか。
¥218,900(税込)と、このクラスのドームテントにしては比較的お財布に優しいのもポイントです。
ロゴス グランベーシック スペースベース・デカゴン-BJ

直径6m10cm。「グランベーシックシリーズ」と呼ばれるロゴスの高級ラインからリリースされたデカゴン600のホワイトバージョンです。
グランピングのようなリッチな雰囲気が最高ですね。
マウンテンハードウェア スペースステーション

●サイズ:フロア面積=26.3平方メートル、収容人数=15人
●最小重量:28260g
■素材:テント本体=180D ナイロンタフタ1500mm PU/SIL 、フライ=180Dナイロンタフタ1500mm PU/SIL、ポール=DAC プレスフィット
極地でのベースキャンプなど、遠征用に開発された超大型ドームテント。高い堅牢性で、過酷な環境下への遠征をサポートしてくれます。
一度見たら忘れられない強烈なルックスと、15人を収容する特大サイズが特徴のマウンテンハードウェア スペースステーション。
エベレストのベースキャンプとしても採用されているというプロ仕様のテントですね。お値段も¥792,000(税込)と雲上系。
個人で購入する猛者は少ないと思われますが、世の中広し..ということでオートキャンプで使う方もいらっしゃるみたいです。