焚き火台は今やキャンプの必需品。近年では様々なメーカーから焚き火台がリリースされています。
選ぶにあたってどの焚き火台を購入すればいいか解らない方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこで、用途に合わせた焚き火台の選び方とオススメの焚き火台をご紹介したいと思います。

焚き火台の選び方
焚火はキャンプの醍醐味です。選ぶ焚き火台によって、キャンプの楽しみ方が大きく変わってくると言っても過言ではありません。
最も優れた焚き火台というものは無く、使い方によって最適な焚き火台があります。
この項では焚き火台の選び方のポイントをお伝えいたします。
①何人で焚火台を使用するのか
大きな焚き火台をソロで使用するには問題がありませんが、グループでソロ用の焚き火台を使用するのは無理があるでしょう。
焚き火台が小さすぎると、暖をとることもできませんし、グループ分の調理も満足にできません。
使用する人数によって適切なサイズの焚き火台を選ぶ必要があるでしょう。
②キャンプ地への移動手段はどうするのか?
バスや電車などの公共交通機関を利用する場合や徒歩旅の場合、焚き火台をバックパックの中に入れて運ぶので、大きさと重さを考慮する必要があります。バックパックに収納ができるコンパクトなサイズで軽量なものが適しているでしょう。
移動手段が車の場合はある程度の重さや大きさがあっても、積載に余裕があるので困ることはないでしょう。デザイン重視で焚火台を選ぶことができます。
バイクを移動手段に使う場合は、重さは気にする必要がありませんが、積載が限られるのでコンパクトなものを選ぶ必要がありますね。
③焚き火台で調理をするのか
お湯を沸かす程度ならばほとんどの焚き火台でも問題ありませんが、ダッチオーブンなどの重い道具を使用して、本格的な調理をしたい場合は耐荷重も気にする必要があります。
また、焚き火台によっては観賞用に特化した焚き火台もあり、オプションのパーツを別途購入しなければ、調理ができないものもあります。購入してすぐに調理がしたいのならば、あらかじめ網やロストルが付属しているものが便利です。
用途別のオススメ焚き火台9選
ソロキャンプやバックパッキングにおすすめ!軽量で収納がラクな焚き火台
比較的小型で、フラットになるタイプで収納性が高く、1kg以下の軽量な焚き火台をセレクトしました。
UCO フラットパックグリルSサイズ
出典:Instagram by@UCOGEAR
キャンドルランタンが人気のUCOから販売されている焚き火台、フラットパックグリルです。収納すると3cmの厚みでほぼB5サイズなのでバックパックの背面に収納ができます。開くだけのワンタッチで使用が可能。
どこか懐かしい、古き良き道具を感じさせるデザインですね。シンプルな造りなので故障しにくい焚き火台です。
横幅が24.1cmほどなので、市販の一般的な30cmほどの薪をそのまま入れることができません。斧やナイフなどで薪の長さを調整する必要があります。
1万円を切るコスパの良さも魅力ですね!
サイズ | 24.1×17.8×20.3cm(使用時) 27×18×3cm(収納時) |
重量 | 832g |
耐荷重 | 6.8kg |
材質 | ステンレス |
付属品 | 網、網用ハンドル、収納ケース |
ベルモント TABI
出典:Instagram by@belmont.japan
ベルモント TABI レビュー ベルモント TABIとは [itemlink post_id="10598"] ベルモント社製の焚き火台、焚き火台 TABI(BM-263)のレビューです。 本体重量わずか423gとい[…]
ベルモントの焚き火台 TABI(BM-263)です。収納時には1.5cmの薄型になるので、バックパックへのパッキングも容易。
網を入れた総重量がわずか423g!恐ろしく軽量なのにもかかわらず、使用時の横幅が36cm。この手の軽量焚き火台の中では大きめのサイズです。
写真のように側板を外しても使用できるので、40cm越えの薪をくべることができます。火床の耐荷重は15kgあるので、重さを気にせずに薪をくべて調理ができます。
網がオプションでなく、付属しているのも嬉しいですね。
品名 | 焚き火台 TABI(ケース付) |
材質 | 本体:チタニウム、18-8ステンレス、収納袋:ナイロン |
サイズ | 使用時:237×360×170㎜、収納時:178×360×15㎜ |
重量 | 約423g(本体:約298g、側板:約29g、網:約96g) |
耐荷重 | 火床:約15㎏、網:約5㎏ |
ピコグリル398
出典:pikari
ヒロシさんも愛用している超人気焚き火台、ピコグリル398。収納時はA4サイズになり、薄さは1cmほど。
重さは非常に軽く365gですが、本体のみの重さです。調理をするためには別売りのスピット(ロストルとして使用できる串)が必要です。スピットを入れても重さは440g程なのが驚きです!バックパッキングにも苦にならない重さです。
薪を載せる部分の耐荷重は5kg程度なので、広葉樹などの重めの薪を乗せる時は乗せすぎないように注意が必要です。使用時の横幅は38cmなので、一般的な市販の薪をそのままくべることができますね。
サイズ | 収納時 約335×235×10mm、組立時 約380×250×245mm |
重量 | 約 365g(本体) |
素材 | ステンレス |
付属品 | 収納ケース |
ファミリーキャンプにおすすめの焚き火台
家族で焚火を囲んで暖をとれるほどの大きさがあり、子供が扱っても壊れにくく、丈夫で長く使用できるものをセレクトしました。
スノーピーク 焚き火台M
スノーピーク焚き火台M レビュー [itemlink post_id="1507"] スノーピークの定番製品、「焚き火台M」のレビューです。 購入したのはスターターセット。本体、ベースプレート、炭床、ケースのセ[…]
言わずと知れたsnow peakの焚き火台、こちらはMサイズです。日本での焚き火台のパイオニア的な製品。
特筆すべきはその頑丈さです。厚さ1.5mmのステンレス製なので、長年使用しても熱で変形することがありません。正に一生ものの焚き火台といえるでしょう。
頑丈なぶん重量はそこそこありますが、フラットになるので収納にはスペースをとりません。ファミリーのオートキャンプでの使用ならば、重さも気になりませんね。
サイズ | 使用時:350×350×248(h)mm 収納時:450×515×32mm |
重量 | 3.5kg(本体のみ) |
セット内容 | 本体、収納ケース |
ユニフレーム ファイアグリル
UNIFLAME(ユニフレーム)のファイアグリルをレビュー 数ある焚き火台の中でも定番とされる焚き火台のひとつが、ユニフレームのファイアグリルです。スノーピークの焚き火台と並び、非常に人気のある商品です。扱いやすいので、キャンプ初心者の方[…]
ユニフレームのファイアグリル。火床の1辺が430mmの正方形なので、一般的な市販の薪はカットすることなく使用ができます。
コスパ最高で1万円でおつりがくるのにも関わらず、生産は安心の日本製。造りが丈夫なので、長く使用ができます。
網もセットでの販売なので付属品を購入しなくても料理が楽しめます。snow peakの焚き火台と並んで、人気の製品です。
サイズ | 使用時:約43×43×33(網高)cm 収納時:約38×38×7cm |
材質 | 炉・ロストル:ステンレス鋼 スタンド・焼網:鉄・クロームメッキ |
重量 | 約2.7kg |
分散耐荷重 | 約20kg |
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