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自分で薪を作ってみよう!キャンプの薪割りに必要な道具と薪割りのコツ。

頻繁にキャンプで焚き火をする方や、自宅で薪ストーブの導入を考えている方におすすめしたいのが、斧を使った薪割りです。

自分で丸太から薪を作るのはとても楽しく「燃料を自分で作っている」という充実感を感じることができます。

今回は

  • 薪割りのために必要な道具とその選び方
  • 丸太から薪を割る方法
  • さらに、その薪を割って焚き付け用の薪を作る方法

までをお伝えしたいとい思います。

※山から切り出した木を丸太にすることを「玉切り」といいます。

玉切りにはチェーンソーの使用が必須ですが、チェーンソーの使用方法に関しては今回は割愛させていただき、丸太からの薪割りのコツをお伝えいたします。

薪割りに必要な道具とその選びかた

薪割りに必要な道具と、選び方のポイントをお伝えいたします。

  1. 薪割り用の斧
  2. 薪割り台
  3. ハチェット
  4. ナイフ
  5. 楔(くさび)
  6. のこぎり

について、順に解説していきます。

薪割り用の斧

薪割り用の斧は、丸太から薪割りするのに使用します。

木の繊維に沿って、引き裂く感じで薪を割るので、上の写真のように、斧頭が幅広の形状をしています。先端が薪に少しだけ食い込めばいいので、歯は鋭くなくても大丈夫。

薪割り用の斧を選ぶ際は、歯の鋭さよりも斧頭の重さが重要です。斧頭の目安は2kg~3kgほど。重ければ重いほど薪が割れやすいですが、そのぶん持ち上げるのに力が必要になります。

著者が使用している薪割り斧は、FISKARSのX25です。斧頭の重量は1.8kg、総重量が2.4kg。

柄の部分がグラスファイバー樹脂でできているため、木製の柄の斧よりも、総重量が軽めの斧です。

軽量で、あまり力を使わなくても扱うことができるので、薪割り初心者におすすめできます。斧頭は1.8kgと軽めですが、直径20〜30cmほどの広葉樹を難なく割ることができます。

木製の柄を使っている斧は、ミスヒットした場合に柄が破損してしまうことがありますが、X25の柄は強化グラスファイバーなので、壊れにくく非常に頑丈です。

直径30cm以上の薪や、節や枝分かれがある粘る薪(割りにくい薪)をストレスなく割るためには斧頭の重量が2.5kg〜3kgあるものを選びましょう。

薪割り台

薪割台とは、薪割りをする際に、丸太を設置する台のことです。薪割台を使用して、薪の位置を高くすることで、斧の力を効率よく薪に伝えることができます。

斧をミスヒットした場合も、斧の先が地面や石にあたるの防止するので、斧の刃かけを防ぐ効果もあります。

薪割台はチェーンソーが扱える方ならば、丸太を輪切りにすることでDIYできます。材料にする木は割れにくいクヌギやナラなどの広葉樹がおすすめ。

キャンプなどに持ち出すならば、直径は20cmほどの小型のもの。自宅に設置して使用するのならば、直径が30cm以上ある丸太を使用しましょう。

薪割りをする方の身長や、割る薪の高さによって薪割り台に最適な高さは変わってきますが、高さは15cm〜25cmほどならば問題ないでしょう。

ハチェットやナイフ

ハチェットとは全長が20〜40cmほど、斧頭の重量が500〜800gほどの、小型の手斧のことです。小型で携帯性に優れるハチェットは、大き目の薪を薪割りして、焚き付け用の薪を用意するのに適しています。

ハチェットの刃は写真のように鋭くとがっているので、細い木を枝打ちして薪にしたり、木に刻みを入れたりするような、細かい作業をこなすこともできます。

 

著者が使用しているのは、ハチェットの中では非常に人気のあるハクスバーナの手斧。コスパも良くデザインも良い上に、硬い広葉樹の薪を、難なく細かくすることができます。

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ハチェットと同じように、焚き付け用の薪を用意するのに便利なのがナイフです。バトニング(薪の上にナイフを当て、上から叩いて薪を割る方法)することで薪割りができます。

薪割り用のナイフを選ぶには注意点があります。基本的にナイフは、金属の部分を柄材で挟むことで作られています。刃の部分をブレードと呼び、柄に隠れている金属部分をタングと呼びます。

 

バトニングはナイフを上から叩くので、強度のあるナイフが適しています。

薪割り用のナイフには、写真のようなフルタング(タング部分が柄と同じ形状になっているもの)のものや、タング部分が柄の部分よりはみ出しているようなデザインのものを選びましょう。

写真のものはAmazonで激安の中華製フルタングナイフです。強度は問題なかったのですが、切れ味がイマイチでした。よく研いで切れ味をアップすることで、広葉樹でもバトニングできるようになりました。

楔(クサビ)

節がある木や、クスやケヤキなどの硬い樹種の木を斧で割る場合、なかなか割れずに苦労することがあります。そんな時は楔(くさび)の出番です。

楔をハンマーや斧の頭で丸太に打ちこむことで、割れにくい木も薪にすることができます。

薪割りには楔を2個使用するので、楔は2本セットで販売されています。著者が使用しているのはFIRESIDEから販売されている、ねじりクサビ

楔の頭が広いので、ハンマーで当てやすく、使い勝手が非常に良いです。クサビを使用すれば、手強い薪でも、ほとんど割ることができます。

のこぎり

のこぎりを使えば、大き目の枝をカットして薪にできます。

 

自宅での薪割りだけでなく、キャンプ地によっては倒れている倒木をカットして薪にすることができるので、斧やナイフと共に用意しておきたい道具です。

キャンプでの携帯性に優れるので、個人的にはフォールディングできるタイプののこぎりがおすすめ。

 

著者が使用しているのはSilky(シルキー) ゴムボーイ 万能目210mmです。切れ味が良く、細めの枝や、乾燥した枝などはガンガン切れます。コスパもいいので、おすすめののこぎりです。

切れないわけではありませんが、10cm以上ある太めの枝や、乾燥が足りない生木を切るのは、少し根気がいる作業になります。

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手袋

薪割りをする際には、手袋を着用しましょう。手袋をして作業することでグリップ力が上がるので、斧が手からすっぽ抜けるのを防止します。

また、薪を握る際にとげがささりにくくなります。

安全靴

安全靴とは、つま先が鉄などの保護具で覆われた靴のことです。

安全靴を履いていれば、万が一、斧のコントロールが外れて足先に斧頭が当たっても、怪我をすることがありません。安全対策のひとつとして、頻繁に薪割りをされる方にはおすすめします。

薪割りのコツ

丸太から薪を割り大き目の薪をつくる

丸太から薪を割り大き目の薪をつくる手順をご紹介します。

薪割台の上に丸太を乗せます。周りに人がいないことを確認してから作業をはじめましょう。

足を前後に開き、柄の先を両手でしっかりと握って、斧を振りかぶります。

斧を真下に下ろすことを意識しながら、振り下ろしましょう。薪の中心を狙って振り下ろします。

振り下ろすと同時に両膝を曲げます。両膝を曲げることによって、斧の力をダイレクトに薪に伝えることができます。また、腰に負担がかからないので腰痛の予防になります。

慣れないうちは上の写真のように、両足を横に開くのもいいでしょう。斧がミスヒットして足のほうに来てしまった場合に、足に当たるリスクが少ないので安心です。

薪に節がなく、割れやすい薪ならば、写真のように亀裂が入ります。

もう一度同じ位置に斧を打ち込んだところ、きれいに真っ二つになりました!

真っ二つになった薪を半分に、その薪をさらに半分にしていくと、上のような大き目の薪ができます。

ハチェットを使って焚き付け用の薪をつくる

大き目の薪はそののままでは火が付きにくいので、さらに細かくして焚き付け用の薪を作ります。

ハチェットは薪割り斧のように振りかぶらずに使いましょう。

膝をついて薪割台の前に座り、片手で薪を押さえつつ、ハチェットの刃先を食い込ませて、トントンと薪割台に叩きつけて割ります。

先がそれて手を切る恐れがあるので、薪を押さえる手には皮や防刃製の高い手袋をしてくださいね。

ナイフを使って焚き付け用の薪をつくる

ナイフを使っても、バトニングすることにより、焚き付け用の薪をつくることができます。

バトニングはとても簡単です。薪の上にナイフの刃を置き、ナイフの背の部分を適当な薪でコンコンと叩きます。

写真のように薪にナイフが食い込んだら、薪から出ているナイフの先の部分の背を叩いて、さらにナイフを食い込ませます。そのまま叩き続けると薪が割れます。

焚き付け用の薪は大体これぐらいのサイズ感です。

薪がなかなか割れない場合

丸太を削ぐように割る

節や枝分かれのある丸太を割る場合、薪割り斧を丸太の中央に何度ヒットさせても、薪が割れないことがあります。

そんな時は、丸太を削ぐように割っていきましょう。写真の赤いラインに沿って、斧を振り下ろします。

丸太の中央を叩いてもビクともしなかった薪でも、端の部分は簡単に割れることがあります。ぜひ試してみてくださいね。

楔(くさび)を使って割る

斧でどんなに頑張っても割れない薪には、楔(くさび)を使用しましょう。

ハンマーや斧の頭で、丸太の左右に楔を打ち込みます。

楔の先が丸太に食い込んだら、交互に楔を打ち込んでいきます。

楔の頭が丸太にめり込むまで打ち込むと、斧で割れなかった丸太も真っ二つになりました!

太めの枝はのこぎりで薪にしよう

直径5cm〜8cmほどの太めの枝は、20〜40cmほどの長さにのこぎりでカットすることで、そのまま薪として使用できます。

10cm以上ある太めの枝をかんたんにカットするにはバックソーが便利です!

バックソーとは?

出典:Wikipedia

バックソーとは、欧米で古くから使われている伝統的なノコギリです。主に木材の切断、薪作り、開拓などに使われていた物ですが、携帯製の良さからキャンプでも使われることが増えたようです。

自作バックソー

よくキャンプで使われている小型の折りたたみ式のノコギリだと、5~8cm程が限界ですが、バックソーなら直径10~20cmの木でも切断することができます。

折りたたみ式のノコギリと比べると、圧倒的に早く切れるのがバックソーのメリットです。薪作りや工作もとても楽になります。

MAAGZで、バックソーを作れる「バックソーDIYキット」を販売しています。

サイズは、10インチと24インチの2種類。こちらはコンパクトで携行性に優れた10インチ。

大きな丸太もラクに処理することが出来る24インチの2種類。

バックソーDIYキットをMAAGZ公式ストアで見る

欧米で古くから使われているのこぎり「バックソー」が作れるDIYキットです。

フレームをナイフや金属ヤスリで削り、サンドペーパーとオイルで仕上げれば、世界に一つだけのオリジナルスタイルが完成します。

ブレードは「通常目」と呼ばれる、押し引きどちらでも切れる刃付けをしており、丸太など大型の木も驚くほど高速に切断することが可能です。

安全に持ち運びできるよう、ブレードをフレーム内に収納できる構造になっています。
※加工をしなくてもノコギリとして使用できます。

さいごに

薪割りに必要な道具と薪割りのコツをお伝えいたしました。薪がパカッと割れたときは何ともいえない爽快感があります。

慣れてしまえば、重労働ではなく、ストレス発散にもなる楽しい遊びです。怪我に注意して挑戦してみてくださいね。

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