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ORCA クーラー40QT レビュー。タフでラギットな米国育ち。[容量や取り回し感など]

ORCA 40qt (チャコール) クーラーボックス レビュー

ORCA クーラー40QT レビュー

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ORCA Coolers (オルカクーラーズ)
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ORCAのクーラーボックス 40QTを入手しました。カラーはチャコール。40QTは約38Lの容量です。

ORCA(The Outdoor Recreation Company of America)coolers

ORCA(オルカ)は米国生まれのクーラーボックスブランド。自らもフィッシング、ハンティングをするアウトドアマンであるクリフ・ウォーカーとジム・フォードにより2012年にテネシー州で設立されました。

ロトモールド構造(溶接や継ぎ目のない平滑な一体成形)を採用したハイエンドなクーラーボックスを製造するメーカーです。

ORCAのクーラーボックスは全てアメリカ製という点も魅力ですね。クーラー前面には、誇らしげな「Made in the USA」タグが掲げられています。

YETI[イエティ]人気に押され気味ではありますが、タフな作りやアメリカンな風情漂うデザインはYETIのクーラーボックスと同様の魅力があります。

YETIのクーラーボックスは鍵を取り付けた状態でクマでさえ破壊不能と言う超タフさをセールスポイントにしていますが、ORCAも同様に超分厚い素材でめっちゃ頑丈な感じに仕上がっています。

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ちなみに、ドンピシャのライバル関係であるYETI[イエティ]のクーラーボックス、タンドラ45qtも手元にありますので、YETIとの比較を交えながら、詳細をチェックしてみたいと思います。

(‘ORCA’は直訳すると’シャチ’。さしずめ[クマVSシャチ]、といったところでしょうか。)

SPEC

  • カラー:チャコール
  • サイズ:外側/約高さ44 × 幅65 × 奥行45cm 内側/約高さ28 × 幅47 × 奥行29cm
  • 重量:約13kg
  • 容量:約38L

ディティール

前面

ORCA クーラー40QT レビュー 前面

フロントです。ORCAのロゴマークはポッティングステッカー(表面に透明樹脂が盛られたステッカー)で、立体感があります。

左下にはサイズを表す「40(QT)」の表記。

右下にはコチラもポッティングステッカーでアメリカ国旗と「MADE IN THE U.S.A」。

後面

ORCA クーラー40QT 後面

背面にはメッシュのポケットが付いていて機能的。これはYETIにはない装備です。何を入れるか?はさておき、見た目のアクセントにもなっていてソソります。

ORCA クーラー40QT バックポケット

マチはこんな感じで、そこそこモノが入りそう。

天板

ORCA クーラー40QT 天板

天板はエンボス加工されており、傷が目立ちにくい感覚です。ガシガシ使い込むギアとして非常に嬉しい配慮。

ちなみにYETIもほぼ同様の処理がなされており、似た感覚で使えます。

ゴム製のラッチ

ORCA クーラー40QT ラッチ

開閉はゴム製のラッチとなります。シャチの尾っぽを形どった形状がめっちゃ可愛い。無骨なクーラーのチャームポイントとなっており、釣り針の刻印もニクい演出です。(ちなみにYETIはシンプルなT字型)

下方向に伸ばすような感じで引っ張ると、開けやすいです。

かなり肉厚なゴムで壊れる気配は微塵もないですが、一応純正パーツとして単体販売もされています。(Whale Tail Latchesという名称です)

フタ

ORCA クーラー40QT フタ

フタを開けました。フタの内側に大判の「ORCA」ロゴが記載されています。つい開けっぱなしにしたくなるぐらいカッコいいです。

ORCA クーラー40QT フタ

また、太いゴムパッキンでシールされる仕組みでして、密閉製は最強クラス。

フタの角度

ORCA クーラー40QT フタの角度

フタの開き角度は少し後方に傾きます。ちなみにYETIは垂直でした。狭い場所での開け閉めはYETIが有利かもしれません。

とはいえこれだけ大型のクーラーですから、狭い場所で使うことがそもそも無いので問題ありません。

さらに、しっかりと後方に傾くため不用意に閉まることはありません

ヒンジ

ORCA クーラー40QT ヒンジ

ヒンジの開閉感覚は、YETI同様にスムーズな仕上がりです。

オプション品:仕切りカゴ

オプション品として仕切りカゴが別売りされています。YETIは標準装備でしたので、ちょっと残念なポイント。

肉厚なサイドウォール

ORCA クーラー40QT サイドウォール

めちゃくちゃ肉厚なサイドウォール。頑丈、密閉性、保冷力と3拍子揃ったアメリカン・マッスルなクーラーボックスです。

ただし大きさのわりに中が狭いという感じも少しします。これもほぼYETIと同様の特徴だと思います。

サイズ感はどちらもほぼ「スーパーの買い物カゴ1つ分ぐらい」だと思っていただけると分かりやすいかと思います。

南京錠をセットできる穴

ORCA クーラー40QT 南京錠をかける穴

ボディの両サイドには、使う、使わないはひとまず置いといて、南京錠をセット可能な穴が開けられています。

中身の盗難だけでなくクーラーボックス自体の盗難を防止する効果もあるため、防犯用としてセットしておくのもアリ??

とは言え、実際に南京錠をかけることは無いでしょうけど…(YETIも全く同じ位置に有ります)

取っ手

ORCA クーラー40QT 取っ手

取っ手は頑丈なロープとゴム製のグリップで構成されています。グリップ力が高く持ちやすいですし、長さも適切です。

かなりタフな作りなので簡単には擦り切れたりしないですが、交換用ハンドルもリリースされています。(ORCA Coolers Handlesという製品名です。)

先ほどご紹介した純正ラッチと交換用ハンドルがAmazonで販売されていないのは少し残念です。(YETIはどちらも販売されている)

とはいえ、メーカー直販サイトで購入することは可能です。

底面

ORCA クーラー40QT 底面

底面はシンプル極まりない印象です。YETIは底面にデカイロゴが入っていましたが、底面を見ることはほとんどないので、無しで良いかと思います。

大型のゴム製ラバーが装備されており滑りにくいですね。

タイダウンベルト用の穴

ORCA クーラー40QT タイダウンベルト用の穴

タイダウンベルトを装着する穴が空いています。例えば、ルーフキャリアなどにクーラーボックスを積む場合に使用します。(YETIもほぼ同じ位置に装備されています)

座ってみた

ORCA クーラー40QT 座ってみた

めちゃくちゃ頑丈ですので、椅子の代わりになります。座ってみました。

ORCA クーラー40QT 立ってみた

ついでに立ってみました。この場合も、安定感を損なうことはありません。ちょっとした足場として使用することさえ可能です。

この辺のタフさ加減は、安価なクーラーボックスにはないものです。

ORCA クーラー40QT 物を置いてみた

ちょっとした作業台として使用することも出来てしまいます。とはいえ開けられなくなってしまうのでホドホドにしておいたほうが良さそうです(笑)

ドレインプラグ & ワッシャー

ORCA クーラー40QT ドレインプラグ・ワッシャー

右サイドには、ドレインプラグ & ワッシャー(水抜き穴)があります。

手で簡単に緩められる感じで、使いやすいですね。

弱点

ORCA クーラー40QT 弱点

弱点は2Lのペットボトルが立てて入らないということです。これはYETIでも全く同様でした。

このように、寝かして収納する必要があります。

>>次ページ:YETIとの選び分け

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