ネイチャーハイク コットの使用感
寝心地
寝心地は普通にめっちゃ良いですね。文句はありません。高級コットに負けないハリのあるコット布が安定的なクッション性を発揮してくれます。
「張り感の強さ」はコットを選ぶ上で非常に大切な指標です。しっかり張りのあるコットの方が寝心地に優れるからです。
軽い
自重は実測で約3.2kgということで、可搬性に優れた重さです。
他社製コットと比較して特別軽量なわけではないのですが、この価格帯で実現されてしまうと高額なコットの立場が危うくなるレベルです。
コット上のレイヤーについて
本来の用途である簡易的なベッドとしての利用です。
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コットの上にキャプテンスタッグのキャンプマットを敷いて、ナンガのオーロラライト600DXで就寝するのがMy定番です。
ネイチャーハイク コットの弱点
防炎性は望めない
ナイロン素材ですので防炎性は望めません。ただ基本的にはテント内で使用するアイテムですし、焚き火に近づけることはあまりないとは思いますが、火の粉に注意です。
防炎素材は少し重さが出てしまうので可搬性を考慮しあえて採用していない可能性もあります。
最高峰のヘリノックス コットワン コンバーチブルと比較
全キャンパー、フェスマニア垂涎の高級スリーピングコット、ヘリノックスのコットワン コンバーチブル + コットレッグとの比較です。
実売15,000円ほどで、ネイチャーハイクのコット(T01)の3倍以上のお値段です。
コットワンコンバーチブルが優れている点をまとめます。
- ポール類が細く、軽量である
- 全体的な質感(ポール、生地、縫製)
- 軽さ(ネイチャーハイク3.2kg、ヘリノックス約2.2kg)
そんなところですね。
写真では伝わりにくいですが、黒がヘリノックス、ブルーがネイチャーハイクの脚パーツです。
ヘリノックスの方が細く、軽量です。当然ながら質感も高いですね。
ちなみにヘリノックスの対荷重は145kg。ネイチャーハイクの対荷重は150kgとなっています。
こちらはヘリノックスの脚パーツ。各部パーツの構造がほぼ同じです。
仕舞寸法は案外そこまで大きく変わらないですし、寝心地も負けていません。
しかし重さは500g程度ヘリノックスが軽く、ヘリノックスのほうが細かいところまで仕上げが丁寧です。
というわけで、ネイチャーハイクを選ぶべき条件としては、
- コストパフォーマンスに優れたコットが欲しい
- 圧倒的な軽さはそこまで必要がない
そんな要求を満たしたい場合にチョイスすると良いかと思います。
一方で、コットワンコンバーチブルを選ぶと、高級感や圧倒的な軽さを味わうことが出来ます。
両者を比較してみて感じたのは、ネイチャーハイクのコットも素晴らしい良品だということ。
コットワン コンバーチブルとほぼ同様の構造を実現しつつ、驚きのコストパフォーマンスを味わえます。
まとめ
- コストパフォーマンスに優れたコット
- 高級コットに負けない張り感
以上、ネイチャーハイクのコット(T01)のレビューでした。
maagzを最後までお読みいただきありがとうございました。
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