ネイチャーハイク コット レビュー
ネイチャーハイク コットとは
ネイチャーハイクのコット(T01)のレビューです。
リーズナブルなお値段ながらコット布のハリ感が素晴らしく、また軽量コンパクトな可搬性を持っているコットです。
詳細をチェックしていきます。
ネイチャーハイクは、圧倒的なコストパフォーマンスを誇るUL系ギアを多数リリースする中国のアウトドアブランド。
SPEC
重量: | 約3.1 kg |
サイズ: | 使用時(約) 190 * 65 * 38cm |
収納サイズ: | 収納時(約) φ19*55cm |
材質 | 600Ⅾ二層ナイロン生地 7075アルミニウム合金ポールフレーム |
耐荷重(静荷重): | (約)150kg |
※収納ケース付き
ラインナップ
今回ご紹介する、高さ調整がついていないモデルと、ローコット/ハイコットの2段階に高さ調整可能なモデルの2種類が存在します。
購入時には高さ調整機能の有無を確認した方が良いですね。
ネイチャーハイク コットのディティール
付属品一覧
付属品一覧です。左からコット布、サイドポール×2、脚×3、収納袋です。
レッグパーツ
レッグパーツはアルミニウム製でブルーのアルマイトカラー。質感は高く、値段以上のクオリティですね。
コット本体への組み立ても直感的で分かりやすい。黒い金具をパチンと留めるだけの簡単オペレーションです。この金具のおかげで、力がなくても組み立て可能です。
他社のコットは「コット布に張りを出すために思い切り力をかける」必要があるのですが、これはてこの原理を上手に利用しているため、力が不要です。
コット高(38cm)
他社のコットとほぼ同様の高さ38cmで、いわゆる「ハイコット」に属します。地面からの冷気をシャットアウトしてくれます。
ある程度高さがあるので、簡易的な椅子としても利用することが可能です。
ローコット
メーカー推奨ではハイコットのみでの使用となっていますが、レッグパーツの延長部分を取り外すことでローコットとしても使用することができます。
ただし、ゴム紐(テンションコード)で延長部分が固定されているので、写真のように延長部分が地面についた形になってしまいます。
※テンションコードを外せば取り外しも可能。
延長部分を外した状態で置いても、地面に対する「受け」部分があるのでローコットとして使えるんですね。
他のモデルは、延長部分にテンションコードが入っておらず完全に取り外せるようになっているため、ハイコット・ローコットを問題なく切り替えることができます。
(延長部分が外せないのに「受け」があるのは、他のモデルと脚パーツ形状が共通だからだと思います。)
耐久性の高いマテリアル
表面のマテリアルは600Ⅾ(デニール)の二層ナイロン生地。化学繊維ですね。
600D(デニール)と言われるとピンと来ないですが、非常に分厚く、狩猟用ジャケットの肘の部分の補強に使われるくらいの厚みです。
コット布にはかなり強いテンションがかかるので、生地は非常に大切です。
ただし、強い荷重をかけた箇所にシワが残りやすいのが少し気になりました。とはいえ機能的には全く問題はありません。
収納ケース
収納ケースが付属します。質感については特に高級感があるわけではないですが、安っぽいという印象もなく必要にして十分です。
それから、この価格帯のコットとしては仕舞寸法が非常に小さいのが特筆すべき点です。
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