Anker社「Anker PowerHouse」ポータブル電源 レビュー
高品質なモバイルバッテリーを多数リリースするAnker社。
同社の大型ポータブル電源、「Anker PowerHouse」のレビューです。軽量なリチウムイオン電池を使用した超大容量のバッテリーになります。
サイズは20.0 x 16.5 x 15.0 cm。ポータブル電源としては小型な部類で、重量は約4.2kg。
軽量なリチウムイオン電池を使用しているため、バッテリー容量を考えるとコンパクトです。
ディティール
フロント部分
フロント部分は黒い樹脂製で、液晶ディスプレイと充電用端子(INPUT)、そして出力用のインターフェースが並んでいます。
出力インターフェースは左から、
- シガーソケット(12V)
- USBポート×4(USB)
- AC(コンセント)
となっています。出力端子それぞれの詳細です。
シガーソケット
120W出力対応のシガーソケット。
USB端子×4
USB端子は、USB-A端子が4口。4つ合計で30W(ワット)まで対応。
ワット数の算出は
となります。
つまり、トータルで6Aの電流出力に対応します。急速充電のアンペア数は
- ガラケー 0.5A
- スマホ 1.0A
- タブレット 1.5A
なので、これらモバイル端末を4台同時接続でもOK。
さらにPowerIQに対応しているため、接続した端末によって、充電時の電流値を自動的に調整してくれます。
一般的に家庭で使う電化製品などは幅広く給電できる仕様です。
AC出力(コンセント)
最後に、120WのAC出力(コンセント)です。
こちらは434Wh(ワットアワー)の容量で、(W)と時間(h)の掛け算表記。
例えば400Whなら、100Wの家電製品を4時間使用可能。これは400Wの家電製品を1時間使えることでも有ります。
しかし上限ワット数が120Wに定められているので、実はそれ以上のワット数の家電は扱うことができません。
120Wを超えていないか注意が必要です。というか、超えていると作動しないのですが…
試しに1300Wのチェーンソーを動かそうとしたら、全く動きませんでした(汗
切り替え
それぞれ端子上にある「12V」「USB」「AC」ボタンを押すことで、出力のオンオフを切り替えできます。
ONになっている端子が、液晶部分に表示されます。また、120Wまでであれば2/3を同時に使用可能です。
背面
背面も同様に黒い樹脂製。スリットと冷却孔が付いています。
サイド部分
サイド部分の素材はアルミニウム。塗装はややザラザラとしたような梨地仕上げで、アップル製品のような高級感があります。(使い込んでいるため、やや汚いです)
取っ手
取っ手の裏地にはゴム素材が貼り付けてあり、持ちやすい。
底部
- 1
- 2