底部には大きめのゴムが4つ配置されており、置く場所を選びません。
付属品

付属品はACアダプター、DCケーブル(充電器ですね)。
Micro USBケーブルも付属していたのですが紛失しました(汗
充電方法

充電方法は、付属のACアダプターをコンセントに接続し、正面左側にあるDC入力に丸端子ケーブルを刺します。
充電中はディスプレイにバッテリー残量(%)とINPUTが表示されます。
120,600mAhの超大容量
最大の利点は、120,600mAhの超大容量バッテリーである事。
Ah(アンペア)で表される数値は、「充電できる容量」だと考えて良いですね。
例えば10,000mAhのモバイルバッテリーは、約3,000mAhの容量があるiphone11 proを「3回」充電できます。
余談ですが
- MacBook→約12,000mAh
- ipad pro 12.9インチモデル→約10,000mAh
- ipad pro 11インチモデル→8,000mAh
つまり、120,600mAhのAnker PowerHouseは、iPhone 11proを約30回、MacBookやipad proも10回程度充電可能です。
あくまで計算値ですので誤差は生じるかと思いますが、いかに大容量であるかが分かるかと思います。
どうして高額なのか
と、ここまででAnker PowerHouseのメリットをご紹介してきましたが、流石に5万円近い出費となると、手痛い出費であることは間違いありません。
なぜここまで高価なのか。と言いますと、ひとえに使用しているリチウムイオン電池が高価であるからです。
鉛バッテリーとの比較

趣味でマリン用の鉛バッテリー(ボイジャーM27MF)を取り扱うことが多いので、参考までに比較してみたいと思います。
| M27MF | PowerHouse | |
| サイズ | 高さ:22.7 長さ:17.2 幅:32.0cm | 高さ : 15.0 長さ : 16.5 幅 : 20.0 cm |
| 重さ | 23.6kg | 4.2kg |
| 容量 | 105,000mmAh | 120,600mAh |
マリン用鉛バッテリーは、105,000mmAhの容量となります。そのくせ重量は23.6kgと、腰が砕けそうになるぐらい重たいです。
一方で、ANKER PowerHouseは120,600mAhで、重量はたったの4.2kg。
いかにリチウムイオン電池が優れているか伝わりますでしょうか。これほどまでの大容量がたったの4.2kgというのはめちゃくちゃすごいことです。
デメリット

デメリットとしましては、低温での使用時に電力供給が弱くなってしまうということです。
この製品特有ではなく、リチウムイオン電池全般に言えることなのですが、極端な寒さに弱いということです。
具体的には、野外(キャンプサイト)で照明を照らすために使用したのですが、気温が0度ぐらいの環境で使用したら急速に電力供給が弱くなってしまったことがありました。
その時は、予備で持って行った鉛バッテリーに助けられました。気温に関係なく安定した電力供給をするのは鉛バッテリーに一日の長があります。
圧倒的な軽さで、夢の大容量を実現するリチウムイオンバッテリーですが、それだけ注意が必要となります。
まとめ
- 軽量かつ超大容量である
- 高級感のある見た目
- 出力に様々なインターフェースがあり、使い勝手が非常に良い
- 高価だが、鉛バッテリーと比較するとそのメリットが際立つ
- ただし低温には注意
以上、「Anker PowerHouse」のレビューでした。
maagzを最後までお読みいただきありがとうございました。
ANKER パワーポートソーラー(21W) レビュー [itemlink post_id="2652"] ANKERからリリースされている、パワーポートソーラー(21W)のレビューです。 ソーラーパ[…]
- 1
- 2