スノーピーク リビングシート TM-380でお座敷スタイル
先日の訪れたPICA富士西湖では、新たな試みとしてスノーピーク(snow peak) リビングシート TM-380を敷いてお座敷スタイルを実践してきました。
その際にレイヤードしたアイテムや、その快適性などをチェックしていきます。
スノーピーク リビングシートTM-380のSPEC
サイズ |
160×300×10(h)cm |
重量 |
1.1kg |
収納サイズ |
24×44cm |
セット内容 |
本体、ジュラルミンペグ(17cm×4)、収納ケース、ペグケース |
特徴 |
足を伸ばして座ったり、横になったり、ゆったりと寛ぐことができます。リビングシートの生地は汚れや水にも強いスペック。 |
材質 |
210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム |
リビングシート フロアマット
リビングシート フロアマット(TM-385)とセットで購入しました。写真のグレーのマットです。茶色いシートが、リビングシート本体です。
フロアマットはクッション性のあるマットですが、これだけだと冬場は冷気を遮断しきれません。そのため他のアイテムを重ねることで運用しました。
エッジ(ふち)が立っている
リビングシートの最大の特徴はエッジが立っている、つまり「フチ」があるのが特徴です。
フチの高さは10cm。泥や水、虫の侵入を防ぐ機能的な意匠なのですが、これが囲まれ感や、安心感も生み出してくれます。
マテリアルは210D(デニール)のポリエステルということで、かなりがっしりした素材感。フロアとして使用するのに過不足ない印象です。
サイズ感
サイズ感は、奥行き160 × 幅300 × 高さ10(h)cm。
参考までにogawa アポロンの前室(奥行き225 × 幅300)で使用すると少し奥行きがあまる程度でした。
幅がぴったりなので非常に使いやすいですね。
余った奥行き部分に隙間が出来てしまうのですが、リビングシートの下にビニールシートを敷くことで土足のままインナーテントにアクセスできるようにしています。
高価なリビングシートを保護する意味合いもあります。
お座敷スタイルに使用したキャンプ用品
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今回「お座敷スタイル」を導入したテントはogawaのアポロンです。インナーテントを貼った状態で、前室をお座敷として機能させました。
レイヤーしたアイテム
先述したとおり、リビングシート フロアマット(TM-385)だけですと冷気を遮断しきれません。
そのため、フロアマットの上に断熱を目的としてGrabber(グラバー) 社製のオールウェザーブランケットをまず敷いています。
オールウェザーブランケットは、NASAが開発した4層構造からなる超断熱素材を利用した全天候型ブランケットで、軽量・コンパクト・防水・保温性に大変すぐれています。
人体から発散する熱の80%を反射して保持し、体を暖かく保護します。
全米ボーイスカウト連盟、アメリカ陸軍、救助隊など多くの主要機関で公式備品として認定されているそうです。
(すごい強力なセールスレターですね)
…まあ早い話が銀マットのようなものです。
そして秘密兵器?である、sugiyamaの電気毛布。(灰色)今回は電源付きのテントサイトでしたので使い放題です。
さらにその上に保温を目的として軍モノのラグを敷きました。(緑色)
せっかくのお座敷スタイルですが、寒かったらどうしようもありませんよね。ですので冷気遮断は入念に。
このレイヤーで標高900m、最低気温-4度、師走のPICA富士西湖でもぬくぬくと過ごすことが出来ました。
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お座敷スタイルのメリット
スペース効率が高い
リビングシートの大きさ分は全て居住空間として使用可能となるため、非常にスペース効率が高いのが魅力です。
さらに
- お座敷で寝ることができる
- コットが不要
というメリットもあります。この日はパパ達がお座敷で就寝し、妻子がインナーテント内で就寝しました。(2世帯。大人4人 + 子供3人)
☝︎このように、ロースタイルで椅子とテーブルを置いただけに比べると、利用可能なスペースが大きく違いますよね。
そもそも椅子が要らなくなるので広く使えます。
暖かい
底冷え対策さえしっかり施せば、着座位置が低いので暖房が良く効いて暖かく過ごすことが出来ますね。
靴を脱いでまるで自宅のようにくつろげます。
(さらに「こたつ」があれば最強ですね。)
スノーピーク リビングシートで冬キャンプを快適に
以上、スノーピーク(snow peak) リビングシート TM-380によるお座敷スタイルについてでした。冬場は特に快適に過ごすことが可能です。
靴を脱いで地べたに座り込むと、いつもと違った新鮮な気持ちでキャンプ出来ますね。
maagzを最後までお読みいただきありがとうございました。