solo stove レンジャー レビュー
solo stove レンジャーとは
米国のアウトドアブランド、solo stove社製の焚き火台レンジャーのレビューです。
solo stoveとは…アメリカ発、独自の2重壁構造で極めて⾼い燃焼効率を誇るネイチャーストーブです。ベテランのバックパッカーから初めてキャンプする少年まで誰でも簡単に使え、燃焼効率の高い独自の構造がアメリカでも高い評価を得ています。
そんな人気のレンジャーで’焚き火調理’をしたのでその使い勝手をお伝えいたします。
レンジャーのスペック
製品名 | レンジャー |
素材 | ステンレススチール(SUS304) |
サイズ | 約31.75cm、直径(幅):約38.1cm |
重量 | 約6.8kg |
生産国 | 中国 |
付属品 | 収納ケース |
※solo stove レンジャーの仕様諸元です。
レンジャーを使ってシイタケを調理
事務所の焚き火スペースで焚き火しながら、シイタケを調理しました。
先に使用感をまとめると以下。
- 誰でも再現できる二次燃焼
- よく燃えて高火力
- 調理もススが付きにくくやりやすい
弱点としては以下。
- 薪の消費量は多い
- 仕舞寸法は大きめ。運搬はややしにくい
以下、詳細をご紹介していきます。
solo stove焚き火台ラインナップ
solo stoveの焚き火台は、大きく分けて2シリーズが存在します。1つ目は「CAMP STOVES」シリーズと呼ばれる、小型のネイチャーストーブが3種類。
2つ目は「FIRE PIT」シリーズと呼ばれる大型の焚き火台が3種類。
それぞれサイズ感、価格、重量をまとめた表を作りましたのでご紹介していきます。
「CAMP STOVES」シリーズ
「CAMP STOVES」シリーズは焚き火台というより、ガスなどを使わず小枝などを燃料とする調理用ストーブ、といった趣が強い製品です。
バックパックなどに忍ばせて1〜2人で煮炊きするための道具で、シングルバーナーなどの代わりに使うイメージですね。
ラインナップは、小さいものからライト < タイタン < キャンプファイヤーとなります。
ソロストーブ キャンプファイヤー
サイズ | 高さ: 約17cm(収納時)、約23.5cm(使用時) 直径(幅): 約17.8cm |
重量 | 約998g |
材質 | ステンレススチール(SUS304) ニクロムワイヤー |
付属品 | 本体、収納袋、日本語説明書 |
生産国 | 中国 |
こちらは「CAMP STOVES」シリーズの中で最大サイズのソロストーブ キャンプファイヤー。
ソロストーブ キャンプファイヤーは「小さめの焚き火台」ほどの大きさ。そのため、今回ご紹介している「ソロストーブ レンジャー」を購入する際に少し迷いました。
しかし焚き火台としてがっつり3人〜4人で囲めるサイズ感のものが欲しかったので、今回はレンジャーにしました。
一方で、1〜2名でのキャンプシーンでしたらキャンプファイヤーがマッチすると思います。仕舞寸法もだいぶコンパクトですので、何を優先して選ぶか?というところですね。
「FIRE PIT」シリーズ
「FIRE PIT」シリーズは、焚き火台と呼べるサイズ感のストーブがラインナップされています。
レンジャー < ボンファイヤー < ユーコンというラインナップ。
solo stoveから最初にリリースされたのは「ボンファイヤー」で、直径約50cmの焚火台です。アメリカ本国で使えば丁度良い大きさなのかもしれませんが、日本のキャンパーにとっては大きすぎるサイズ感です。
そのため、後から一回り小さな「レンジャー」がリリースされました。
ソロストーブ レンジャー
サイズ | 高さ:約31.75cm 直径(幅):約38.1cm |
重量 | 約6.8kg |
材質 | ステンレススチール(SUS304) ニクロムワイヤー |
付属品 | 本体、レンジャー専用スタンド、収納袋、日本語説明書 |
生産国 | 中国 |
縦長の筒型形状から生み出される煙突効果も合間って非常に優れた燃焼効率を発揮してくれます。
ディティール
付属品
早速付属品を見ていきます。
- 焚き火台本体
- ファイヤーリング
- レンジャー専用スタンド
- 収納袋
本体に乗っている輪っか形状のパーツは「ファイヤーリング」。使用時は横から見て凸型になるように本体に設置し、収納時は逆さまにします。
持ち運び用のレンジャー ハンドル。
鉄製のレンジャーグリル。
地面から焚き火台を離すためのレンジャースタンド。
など様々なオプションアイテムが用意されています。
レンジャー専用スタンドとのセット販売と、焚き火台単体販売の2種類あります。
スタンドは是非レンジャースタンドKITを購入して入手することをオススメします。抜群によく燃えてかなり熱を持つので、直置きですと地面への配慮が必要になってくるためです。
その他のアイテムはお好みに応じてですね。
重量
公式スペックによる重量は焚き火台本体は 6.8kg。実測でも6.8kgでした。
オールステンレス、さらに二次燃焼のための二重壁構造ということもあり、正直に言って重さはあります。しかしオートキャンプであれば特に問題はありません。
さらに設置時の盤石な安定感にも繋がるので重さ=弱点ではないでしょう。
ロゴマーク
サイド部はsolo stoveのロゴマークがエンボス加工されています。最下部には二次燃焼の空気を取り入れるための「空気穴」が設けられています。
その他は何も装飾のないシンプルな円筒状です。
サイズ感
レンジャーのサイズ感は本当に程よいというか、大きすぎず小さすぎずの絶妙な塩梅です。
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