UNIFLAME(ユニフレーム) FAN 5 DUO(ファンゴーデュオ) レビュー
セット内容
UNIFLAME(ユニフレーム) FAN 5 DUO(ファンゴーデュオ)のレビューです。ファミリーキャンプ向けの定番クッカーセットですね。
- ステンレス大鍋:約φ215×125mm
- ステンレス片手鍋:φ約175×77mm
- フライパン:約φ210×52mm
- ライスクッカーミニDX:約φ165×93mm
- メッシュバスケット:約φ200×110mm
がセットになったクッカーです。
- 鍋&メッシュバスケット…ステンレス鋼
- フライパン…アルミニウムフッ素加工(板厚2mm)
- ライスクッカーミニDX…アルミニウムフッ素加工
とそれぞれの用途に合わせて材質が変わっています。
UNIFLAME(ユニフレーム)らしいシンプルながら洗練されたデザインも美しいですね。
先に使用感をまとめると以下。
- 容量多めで重宝する大鍋
- フライパンは少し小さめ
- 小さな子供の4人家族ぐらいまで賄える
- ツーバーナーやシングルバーナーで収まりのよいサイズ感
- 簡単に誰でも鍋炊きご飯ができる飯盒
ファミリーキャンプで使い込みましたので、その使い勝手をチェックしていきます。
SPEC
サイズ |
収納サイズ:約φ215×175mm |
材質 |
ライスクッカーミニDX:(本体)アルミニウムフッ素加工 (フタ)ステンレス鋼 |
重量 | 総重量:約2.4kg |
満水容量 |
ライスクッカーミニDX:約1.8L |
セット内容 |
ライスクッカーミニDX |
付属品 |
収納ケース |
炊量 |
ライスクッカーミニDX:1~3合 |
ラインナップ
兄貴分のfan5 DXもラインナップされています。お値段はそこまで変わらないので非常に迷いましたが、可搬性やキャンプで使用するツーバーナーコンロへのマッチング、使用人数を考慮した結果、FAN 5 DUO(ファンゴーデュオ)をチョイスしました。
メーカー推奨は2~3人が今回ご紹介するデュオで、4〜5人がDXとなっています。
別売りの山ケトル700がピッタリ収納可能です。ただしファミリーには少し小さいケトル(0.7リットル)ですので、私はケトルは別で携行しています。
ディティール
ステンレス大鍋
こちらがステンレス鋼の「ステンレス大鍋」ですね。
個人的に、ダッチオーブンをはじめとした鉄製の調理器具も使いますが、サビ対策など面倒なことも多いですよね。その点ステンレス鋼製のお鍋は本当に手軽で助かります。
今回は子供連れのファミリーキャンプだったので、お鍋のメンテナンスに時間をかけてられないためこのFAN 5 DUO(ファンゴーデュオ)を連れ出しました。
素材は「0.8mm厚」。軽くて扱いやすいのですが、しっかりとした剛性感もあります。
21.5cmのサイズ感は絶妙な大きさで、キャンプ用のツーバーナーコンロにギリギリ置ける大きさ。やっぱり家庭用コンロに比べるとスペースがやや狭めですので、この取り回し感は助かります。
使用しているツーバーナーコンロは、SOTOのレギュレーター2バーナー GRID ST-526です。
茹でたパスタは付属のメッシュバスケットで湯切りしました。(写真撮り忘れました)
大鍋は結構な容量(約4.3L)。実際にはギリギリいっぱいで使うことはないはずで、とはいえ3.5Lぐらいは余力を持って使えます。
大人4人、子供3人の「もつ鍋」を供給することができました。(何度かおかわりできるぐらい。)結構サイズは大きめだと思って大丈夫です。
同じ人数でカレーも作りましたが、こちらも十分な量を供給可能でした。
DuoかDXか迷う…という場合の参考になれば幸いです。
ステンレス片手鍋
こちらが「ステンレス片手鍋」になります。大鍋と比べると取り回しの良いサイズ感です。
蓋付きです。iphoneXとの比較。2〜3人分のスープ料理などを作るのに適したサイズ感、といった感覚でポトフなどをよく作ります。
小ぶりで取り回しがよいため単にお湯を沸かしたい、みたいな用途にも便利ですね。
取っ手の作りも丁寧でUNIFLAME製品の品質の良さを感じられます。
ライスクッカーミニDXの秀逸さ
ライスクッカーミニDXでご飯を炊いてみました。難しい火加減のタイミングを「カタカタ」とフタの動きが知らせてくれる、という優れもの。
誰でも、簡単に鍋炊きご飯をすることが出来ます。
炊きあがりの写真を撮り忘れてしまったのですが、ふっくらと非常に美味しく炊き上げることが出来ました。(炊飯器で炊くより明らかにウマイです。)
最大で3合炊くことが可能ですので、それ以上食べるご家族でしたらFun5DX(5合炊き)が適しています。
アルミニウムフッ素加工(右)で、びっくりするぐらいご飯が全くこびり付かないのが助かります。※左はステンレス片手鍋です。
そしてお米と水の分量メモリも付いています。フチが十分に高いため吹きこぼれしにくいのも美点。これは素晴らしい仕上がりですね。
※ステンレス大鍋にライスクッカーがスッポリはいるので、冷メシを沸騰したお湯がはいったステンレス大鍋で温め可能です。
フライパン
こちらはフライパンですね。直径約21mm。深すぎず、浅すぎず使いやすい形状です。フッ素加工でどんな食材を焼いても、するりと滑りのよく使い勝手の良さが光ります。
大鍋はカタログスペック上は2〜3人用と言いつつも4〜5人で使える容量がありました。しかし、フライパンは小ぶりです。
チャーハンなら2人前、といったところでしょうか。
4人家族で頻繁に「焼き」「炒め」をする場合不足感を感じますので、その場合は他にフライパンを用意すると良いですね。
- fan5duoのフライパンサイズ 約φ210×52mm
- fan5DXのフライパンサイズ 約φ225×50mm
ちなみに、fan5DXについてもフライパンは5mmしか大きさは変わらず、小ぶりです。
不足する「焼き」「炒め」については別途、焚き火台の上で鉄製のスキレットを使用したりしています。
実際にはクッカーはこれだけを使う、ということは少なく、他のクッカーも持っていくということが多いと思います。
サイズ感。iphoneXと比較。ちなみにフライパンの蓋は、大鍋とフライパン共用となっています。
取っ手はねじ込み式。この辺りはUNIFLAMEらしく作りが良いですね。長く使えそうです。
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ちなみにツーバーナーはSOTOのレギュレーター2バーナー GRID ST-526を使用しています。ゴトクの形状がこのように4本脚仕様となっており、手前に荷重がかかる調理器具との相性が良くないのですが、fan5duoのクッカーはどれもしっかり安定してくれました。
ゴトクとクッカーの相性によって安定性が結構違うのですが、今回はマッチングが良かったです。
収納時
収納時はこんな感じですべてが大鍋の中に収納可能です。
収納ケース
収納ケースはメッシュ地のものが付属します。
FAN5DUOの弱点
大鍋・フライパンのフタが兼用
弱点らしい弱点はあまりないですが、強いて言えば大鍋・フライパンのフタが兼用な点ですね。とはいえフライパンの蓋を使って蒸す調理をするタイミングは限られているのでそれほど不便したことはありません。
まとめ
- 容量多めで重宝する大鍋
- フライパンは少し小さめ
- 小さな子供の4人家族ぐらいまで賄える
- ツーバーナーやシングルバーナーで収まりのよいサイズ感
- 簡単に誰でも鍋炊きご飯ができる飯盒
UNIFLAME(ユニフレーム) FAN 5 DUO(ファンゴーデュオ)についてでした。定番品だけあって間違いない使い勝手の製品に仕上がっています。
とりあえずクッカー持ってないから買いたいけど、何から買っていいかわからない。という場合、まずはこれを購入して使用してみる。というのがおすすめですね。
それを踏まえて、自分に必要なものだけを後から買い足せば無駄が少なく済むと感じました。
maagzを最後までお読みいただきありがとうございました。