キャンプ道具を収納するソフトコンテナについて
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この記事では、市場に存在するキャンプ用ソフトコンテナをまとめました。
- どんなブランドがあるのか。
- 各社製品特徴
- ソフトコンテナとハードコンテナのメリットデメリット
- おしゃれでイケてるソフトコンテナ
などが分かります。
各社サイズ感はお互い研究しているのかほぼ同じで、ソフトコンテナ黄金比のようなものがあるように感じます。
サイズ展開はS/M/L/XL、Mの幅が50cm前後、Lの幅が60cm前後というものが多く、70cm以上あるものは意外と少ないですね。
開閉は大型のジップのものがほとんどで、3方が大きく開くため出し入れしやすいようになっています。
デザインは最近のトレンドに合わせ、ミリタリーテイストを全面に打ち出したものが多い。カラーラインナップはカーキ、サンドベージュ、迷彩などが大半。一方で、意外と’黒’が少ないのも特徴です。
ハードコンテナとのメリット・デメリット比較
ハードコンテナとは違い、使わない際は小さく折りたためるのがポイント。また、ハードコンテナと比べて、丸いギア等をデッドスペースを減らして収納することが可能。
一方で、ハードコンテナは上に乗れたりテーブル代わりに使えたりするメリット有り。一長一短です。
メリット | デメリット | |
ハードコンテナ |
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ソフトコンテナ |
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各社のソフトコンテナに共通するテイスト
- ターポリン素材を部分的に使用(特に底面。汚れを落としやすく防水性も保てるため)
- 全面保護パッド(クッションウレタン)入りで中に入れたものを守る
- 大型のチャックで開閉しやすい
- クーラー効果を謳うものもある
- ディバイダー(仕切り板)&底板付属
- ギアを引っ掛けるロープが付属
- ミリタリーを想起させるカラーリング(カモ/カーキ/コヨーテなど)
- 防水
- 使わないときは小さく折りたためる
コスパ系ブランド
アルバートル マルチギアコンテナ
メーカー | ALBATRE(アルバートル) |
素材 | ポリエステル600D(上部) 、ポリエステルPVCコーティング(内貼)、ターポリン(底部) |
色 | ・デザートカモ ・ブラックカモ ・ストーン ・コヨーテ ・ダークオリーブ(新色) |
付属品 | 仕切り(ベルクロディバイダー)2枚 ※3枚のものもあり |
サイズ | 容量 | 重さ | 価格 | |
コンテナ Mサイズ | 約50×30×32cm | 約48L | 約1.6キロ | ¥5,800 |
コンテナ Lサイズ | 約60×38×30cm | 約68L | 約1.9キロ | ¥6,800 |
- U1万円でコスパ良し。セット売りもあり少し割引
- ミリタリーを想起させる「デジカモ」
- 素材はポリエステルで撥水加工。ソフトパッド入りで中身を守る
- 外側には多数のループありでカラビナなど引っ掛けられる
- ブランドロゴ入りの大型ジッパープル(ダブルジップ)で開閉しやすい
- ターポリン素材の底面
- 底板、ベルクロで移動可能なディバイダー(仕切り板)付属
- 上蓋内側にメッシュポケット有り
- ハンドルは上下左右に付属し持ち運びしやすい
アルバートルはアウトドアメーカーというよりもスポーツ用品メーカーで、トレッキングシューズなどを製造しています。
メーカー公式HPが見つからないため詳細は不明ですが、フランスのブランドという情報あり。
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フィールドラックや無印良品バスケットとシンデレラフィット!「albatre(アルバートル)マルチギアコンテナ」がめちゃく…
Mサイズは約48Lで少し小柄ながら、高さはLサイズより2cmアップ。1.5L、2Lペットボトルも縦に入ります。
Lサイズはユニフレーム フィールドラック(幅60×奥行き30cm)に置くとピッタリ。
インバッグ(Lサイズ、Mサイズに対応)など周辺アイテムも充実。カスタマイズして楽しむことが可能。
魅惑のキャンプさんの詳細な使い方レビュー記事です。
【山と遊ぶ×アルバートル】マルチギアコンテナを先行レビュー | ストーンカラーが上品で素敵♪
JAGUY ヤガイ マルチギアコンテナ
メーカー | JAGAI(ヤガイ) |
素材 | ポリエステル600D/PVCコーティング(上部/内貼)/ ターポリン(底部) 表面: 撥水加工 |
色 | ・カーキグリーン ・グリーンカモ ・コヨーテ ・リアルツリーカモ |
付属品 | 仕切り(ベルクロディバイダー)2枚 |
サイズ | 容量 | 重さ | 価格 | |
コンテナ Sサイズ | 約38×17×15cm | 約10L | – | ¥4,100 |
コンテナ Mサイズ | 約50×30×32cm | 約48L | – | ¥6,820 |
コンテナ Lサイズ | 約60×38×30cm | 約68L | – | ¥7,590 |
2020年に東京で立ち上がった日本のブランド。「野外」+ 「JAPANのJA」で’JAGAI’。東京都台東区のアウトドア用品輸入会社、株式会社アスティーが運営。
NANGAとコラボした製品もリリース。GOOUT取り扱いアリ。
S、M、Lの3サイズ展開、U1万円でコスパ良し。カラーリングも迷彩/カーキ/コヨーテとツボを押さえたラインナップ。
- 1周するように施されたウェビングテープ。シェラカップやカラビナ付きの小物を引っ掛けられる
- おまけのカラビナ×1付き
- ブランドロゴ入りの大型ジッパープル(ダブルジップ)で開閉しやすい
- ハンドルは上下左右に付属し持ちやすい
- 全面保護パット入りで、内部のギアを傷付けず保管可能
- 仕切り板(ディバイダー)2枚、底板付属
- 上蓋内側にメッシュポケット
- 表面は撥水加工
ANOBA マルチギアコンテナ
サイズ | 容量 | 重さ | 価格 | |
コンテナ Lサイズ | 約60×38×30cm | – | 約2.4kg | ¥8,778 |
アウトドアファニチャーブランドANOBAからリリースされているマルチギアコンテナ。大阪に本社。
デザイン、カラーリング共にトレンドを押さえた製品。サイズ展開は1種類のみで、他メーカーのLサイズ相当。
- 材質: ポリエステル PP ターポリン
- 使用サイズ: 60x38xh30cm
- 重量: 約2.4kg
こちらも’JAGAI’、’アルバートル’と近似した仕様です。
チルキャンピング コンテナボックス
サイズ | 容量 | 重さ | 価格 | |
コンテナ Mサイズ | 約40×30×25cm | 約30L | – | 3,480円 |
コンテナ Lサイズ | 約55×39×29cm | 約60L | – | 4,480円 |
コスパ重視。メーカー公式不明。コットン地を採用しカジュアルな雰囲気でレザータグもおしゃれ。(裏地ポリエステル)
ただしカラーリングはサンド1色のみ。
- おしゃれなデザートコヨーテカラー
- 表地はコットン。裏地はポリエステル
- 蓋裏にメッシュポケット
- シェラカップなどを引っ掛けられるカラビナループ付き
- 4つ角に取っ手
- 他者製品よりほんの少し小さめ
ビジョンピークス VISIONPEAKS キャンプギアボックス
サイズ | 容量 | 重さ | 価格 | |
キャンプギアボックス | 約幅48×奥行28×高20cm | – | 740g | ¥3,490 |
東証一部上場のスポーツ用品専門店、ヒマラヤのプライベートブランド、ビジョンピークスからリリースされたキャンプギアボックス。
大型サイズなし、サイズ展開なし。高さがやや低め。コスパ良好。
キャンプギアの収納・運搬に便利なソフトタイプのコンテナ。ウレタンパッド入りで大事なギアを守ります。
- カラー:オリーブ/カモ、コヨーテ、オリーブ
- 素材:本体生地 / ポリエステル600D
裏地 / ポリエステル210D
テープ / ポリプロピレン
クッション材 / ウレタン
補強材(ベルポーレン) / ポリエチレン - 特徴:
蓋裏面にメッシュポケット付
正面両横にデイジーチェーン付
6面(内側)にウレタンクッション
底一面(内側)にベルポーレン入り
タフに使える600D ポリエステル素材仕様
車内からの取り出しに便利なサイドハンドル付き
FIELDOOR マルチツールボックス
サイズ | 容量 | 重さ | 価格 | |
マルチツールボックス Sサイズ | 約42×16×16cm | 約10L | – | ¥2,750 |
マルチツールボックス Mサイズ | 約40×30×30cm | 約36L | – | ¥3,190 |
マルチツールボックス Lサイズ | 約65×35×30cm | 約63L | – | ¥3,960 |
マルチツールボックス XLサイズ | 約75×40×30cm | 約90L | – | ¥4,950 |
東京都新宿区のFIELDOORが販売。
コスパ最強。S、M、L、XLの4サイズ展開。デザインは個性薄いがシンプル。
1年保証付きで安心。
- 仕切り板は面ファスナーで移動可能
- 蓋と仕切り板、底面にはMDF板入り
- 底面は二重生地
- 使わないときは折りたたみ可能
- 内部にはメッシュポケット
- 生地 : ポリエステル
撥水加工がないのが弱みですが、価格を考慮すれば妥当です。
エーモン工業 ソフトコンテナ
サイズ | 容量 | 重さ | 価格 | |
ソフトコンテナ | W53×H23×D33cm | 約38L | – | ¥2,140 |
車のDIYグッズを販売するエーモン工業からリリースされた最強コスパのソフトコンテナ。とにかくリーズナブル。蓋なしだが、取り出しやすいというメリットも。
耐荷重15kg。薄手だが底面にはクッション性あり。素材はポリエステル。
「BAG in BOX」という収納方法を提唱しており、「ソフトコンテナ」がこちらの「ラゲッジボックス」にぴったり収納することが可能となっています。
ラゲッジボックスの上にソフトコンテナを置くことで取り出しやすいストレージに早変わりというシステム。
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