シルキーナタ180両刃 [キャンプ] レビュー
シルキーナタ180両刃のレビューです。メーカー公式の説明によると「日本刀の切れ味」を目指して開発されたナタ、とのことです。
ナタ、ということでキャンプ用…というよりは庭職人が剪定などに使用するためのアイテムだと思いますよね。
しかし、実は薪を叩き割る「バトニング」にもぴったりですので、ご紹介したいと思います。
SPEC
- 刃長:180mm
- 刃厚:5.7mm
- 収納時サイズ:385×120×45mm
- 使用時サイズ:365×100×25mm
- 重量:735g
- ゴムハンドル
- 合金鋼
- 用途:生木の枝打・剪定用ナタ
ディティール
全体
収納ケースと本体。実用アイテムながら、男心をくすぐるカッコよさがあります。
刃(ブレード)部分
刃(ブレード)の形状は先が尖っていない、いわゆる「角ナタ」にカテゴライズされる逸品ですね。
ブレード部分です。「シルキーナタ180両刃」のロゴが刻印されています。
刃厚は5.7mmと非常に肉厚。当然ながら、折れや曲がりとは無縁ですね。
刃(ブレード)の右前方部分。エッジが落とされたデザインが印象的。
刃(ブレード)の左前方部分。こちら側はシンプルな仕上げです。
両刃仕様
左右方向から見たときに、どちらからも刃が切削されている「両刃仕様」です。
ナタには両刃と片刃仕様があります。
- 斧的な使い方ができる。
- 頑丈。
- 薪割りが得意
- アウトドア向け
- 切れ味が良い。
- 枝の剪定に向いている
- 造園向け
と、そんな違いがあります。
つまり両刃仕様のシルキーナタ両刃180は、焚き火の薪を割るのに非常にマッチする、ということですね。
ケース収納時
ケースに収納した図。刃部分は完全に隠れて、安全に運搬することが出来ます。
ケース単体。サイド部分には「Silky NATA」のロゴ。
ケースの両サイドはオレンジ色のアルマイト加工されたアルミパーツで構成されており、かっこいいですね。
また、ベルトループが装着されており、腰から下げて持ち運ぶことが出来ます。
さらに、大型の差し込みバックル仕様ですぐに取り外せます。
グリップ
グリップはゴム仕様。持ちやすい形状に仕上がっており、手の大きさに関わらずフィットしやすいと感じます。
適度に柔軟性があり、薪を叩き割った時の衝撃を吸収してくれます。
グリップは簡単に外れます。交換用替刃が販売されており、切れ味が悪くなったら交換できる仕組みです。
刃を研ぐのが苦手な場合、とても助かる仕様です。
また、グリップ内部まで全て刃が伸びた「フルタング」仕様なのも美点ですね。(フルタングはもっとも強度が高い仕様です。)
バトニング用
モーラナイフとは モーラナイフとは、スウェーデンを代表する実用ナイフメーカーです。 創業125年の歴史を誇り、製品は全てMade In Sweden(スウェーデン)。王室御用達ブランドでもあります。 […]
バトニングといえば、モーラナイフのコンパニオン ヘビーデューティーでやることが多いです。しかし、大きめの薪ですと、やはりパワー不足感を感じることも多かったのです。
そこで、より効率よくバトニング可能な道具を探していたところ、この「シルキーナタ」に出会いました。
ナイフには無いトルク
重量があって (735g)、ナイフには無い圧倒的なトルク感を味わうことが出来ます。
バトニングで良く使われるモーラナイフのコンパニオン ヘビーデューティーは103g。
振り下ろせる
また、ナイフには出来ない芸当として「振り下ろす」ことが可能です。
重量を生かして薪を叩き割ることが可能ですよ。
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