神奈川県三浦半島の長井海の手公園ソレイユの丘
海辺のキャンプ場として希少な場所です。ここ最近は、コロナによる人込みからの回避として都心から近いソレイユの丘が人気になっています。山の上のキャンプ場と違って、気温も適度で寒暖差が少なく過ごしやすいことも人気の理由ですね。筆者も直接行ってきましたので、レビューさせていただきます。
ちなみにこの日は、直射日光強めでしたが、まさかのタープを忘れ、、、日射病になる勢いでした。
スペック
キャンプサイト
基本、3パターンです。バンガローか区画サイト(オートキャンプ)か区画なしのフリーサイトです。区画サイトは車を横付けできますが、バンガローとフリーサイト内に車の侵入はできません。区画サイトには木製のテントデッキがあるところが5区画分とデッキなしが5区画分です。ちょっと少ないのですが、区画サイトが個人的にはおススメです。
デッキはこんな感じで、ロープ固定するフックもあるので、ペグを刺さなくてもいいです。3人用のファミリーテントでも余裕の広さです。でかいドーム型テントだとデッキをはみ出すのでデッキなしのところか、フリーサイトがいいでしょう。
出典:https://zero21kei.naturum.ne.jp/e2902261.html
料金プラン
バンガロー | オートキャンプ | フリーサイト(芝) | ||
デッキあり | デッキなし | |||
オフシーズン | 9,000円 | 5,500円 | 5,000円 | 3,000円 |
トップシーズン | 10,000円 | 6,500円 | 6,000円 | 4,000円 |
ただし、2020年から料金改定情報も出ているのでこちらもチェックしてください。
売店
うれしいのが、薪が針葉樹と広葉樹の2種類を置いてくれています。筆者は、両方買って調理時に火力がほしいときは一気に燃える針葉樹を使い、夜に焚火だけじっくり楽しむときに広葉樹でじわじわやりました。
※焚火台はMAAGZブランドのRAPCA
レンタル品
SNOWPEAKの手ぶらセットで、オールインワンテント(寝室+リビング)、シュラフ(寝袋)、キッチンセット、ランタンセット、テーブル&チェア、焚火台&BBQセットがついて36,000円(税込み)があります。レベル高いですね。

もちろん、ランタンやバーベキュー用品だけ借りることもできるのですべての道具を揃えてなくても安心です。
トイレ
キャンプサイトの近くにあるのは、仮設トイレでしたね。アスレチックエリアなどには公衆トイレがありますが、キャンプサイトからは5分くらい歩きます。夜は暗いので遠くまで移動するのが難しく、仮設トイレを利用するのが無難ですね。
公園内の施設
ファミリーキャンプにはありがたい施設がたくさんあります。日帰りでも楽しめますよ。
キッズガーデン
でかめのアスレチックです。小さい子供でもしっかり遊べます。

芝そりゲレンデ
目玉の遊び場ですね。320円/15分の有料です。私の娘(当時4歳)は怖くてやらないとごねてました。。

じゃぶじゃぶ池
夏はいいですね。こちらは無料です。言わずもがなオムツの子供は入れないようです。(そりゃそうです)
たまにオムツはいたままの子供を平気で入れている親がいますが、マナーは大切ですね。

ゴーカート
男の子には最高の体験ですね。640円/1台(2人乗り)です。

観覧車
ソレイユの丘の目印になってます。来るときはこの観覧車を目指して来れます。640円/大人 320円/3歳~中学生です。

ふれあい動物村
4歳以上の子供で320円で入場できるエリアが敷地内にあります。筆者である私と娘は無類の動物好きでありまして、最高ですね。楽しすぎて写真撮るのを完全に忘れてました。ごめんなさい。アルパカ・カピパラ・カンガルー・ウサギがいますし、ポニーに乗馬もできます。かわいいですよ。
出典:長井海の手公園パートナーズ
温浴施設
温泉ではなく銭湯ですね。敷地内にあるのはやはりありがたい。キャンプ利用者には200円くらいの割引があります。しかも、21:00までやっているのでちょっとバーベキューしてから入ることもできます。筆者が行ったときは、町のマラソンイベントがあったようで、マラソン後に汗を落とそうとランナー達が集結して大混雑でした。通常は空いていると思います。
浜焼きレストラン
テント畳んで、チェックアウトした後の昼ご飯に最高です。焚火台でバーベキューした料理もおいしいですが、やはりプロの料理人に作ってもらえるのはおいしいですね。近隣の新鮮な魚介料理が楽しめます。

シーフードプレート 1,300円でドリンクバー付とけっこうリーズナブル!
アクセス
神奈川県横須賀市長井4丁目地内にあります。車で来るのがベストです。横浜横須賀道路(通称:横横)の衣笠ICで降りてみうら縦貫道路を使えばすぐ着きます。
ここが魅力!
新鮮な魚介が購入可能なうらり
三浦半島の先端に城ケ島がありますが、島を渡らないところに”うらり”という直産市場があります。魚と野菜はここで買うのがいいです。三浦はマグロも有名ですし、季節にちなんだ新鮮な魚介が購入できます。しかもこの”うらり”は水中観光船(船の下に窓があって海の中を見れるやつ)や海上釣り堀(マダイやシマアジなどが釣れる)も運営しているんです。

磯で遊べる
危険なので、海に近づきすぎないようにしてほしいですが、磯場へ降りれるポイントがいくつかあります。本来ならスパイクシューズを付けて磯場へ行くべきなので、不安な方はやめましょう。磯釣りしたい人には向いてますね。
諸磯灯台などは有名です。通年メジナなどが狙えます。
海釣りしてからのキャンプ
やはり海辺のキャンプ場ということで、海釣りしてからキャンプしたいですね。釣り初心者の方は、前項うらりの運営する海上釣り堀がおススメです。

船釣り派には、次項で最高の船宿を紹介します。三浦半島最先端は、「剣崎」の船宿密集地帯があります。ガチの船宿ばかりで殺気ムンムンですので、ガチの釣りキャンパーの心をつかみますよ。剣崎はコマセ真鯛の聖地ですので、是非コマセ真鯛をやってください。
釣り宿紹介
浜鈴丸
コマセ真鯛が中心の船宿です。基本、仕立てなので事前予約は必須です。船は小型で4、5人のグループがちょうどいいです。剣崎屈指の腕利き船長ですのでマジで釣りたいならここです。

一義丸
予約なしで乗合できる船ならここですね。大型船なので満席で乗れないってことはないです。船長も若くて優しいので初めてでも利用しやすいですよ。コマセ真鯛は当然やってますが、季節の釣りものもやってます。春のヤリイカ、梅雨のイサキ、夏のキハダマグロ、秋のカワハギ、冬のアジ、って感じですね。

棒面丸
ライトタックル真鯛やっている唯一の船です。通常80号のビシをつかうところが、ライトタックルなら半分の40号です。その分魚の引きがダイレクトに竿に伝わりますし、ラインも細いのでスリリングな釣りが楽しめます。

あまさけや丸
基本、仕立て船なのですが、予約乗合もやってます。アジ泳がせで大型青物が狙えたりするので、1発大物チャレンジも可能です。女将さんがかなり特徴的なので、一回顔を知っておくといいでしょう。

育丸
ここは知る人ぞ知る銘船です。一番のおススメは、晩秋のころのイシダイ五目です。この船宿しか使えない独占ポイントにてイシダイが爆発的に釣れます。味ならマダイよりイシダイのほうがうまいです。基本、仕立てですので事前予約が必要です。

まとめ
- ソレイユの丘は寒暖差も少なく過ごしやすい
- SNOWPEAKで攻めるレンタルキャンプ用品が充実
- 子供も喜ぶ遊び場が多数
- 剣崎の釣りポイントが近くて釣り&キャンプは最高