
左右にジップが配置されたダブルジップ仕様で、かつ上部がぺろっとめくれる形状なので、非常に収納しやすいケースです。
仕舞寸法は非常にコンパクトで、ラゲッジルームの場所をとりません。

重量です。ケース込み実測で1404g。
同社の他のチェア(チェアツーは1070g)と比べると、スウィベル機構の分、やや重ためな部類ではあります。
洗濯可能
フレームと座面を完全に切り離すことができるので、座面は丸洗い可能。
非常に衛生的ですね。
宙吊り構造で快適な座り心地

公式の説明にもありますが、フレームの4隅に座面がフローティング状態で取り付けられるため、宙吊り構造となっています。
それによって、あたかもハンモックのようなイメージですね。
お尻にある程度自由が生まれるのでとにかく座っていて疲れにくいという事が最大のメリットです。
スウィベル機構は必要か?
スウィベル機構は必要か?というところなのですが、一度座るとかなり病みつきになる楽チンさを生んでくれます。
特に焚き火や調理中に、わざわざ椅子をよっこらしょ!と向きを移動しなくても済むのはホントに助かります。
割と無意識なのですが、キャンプ中に頻繁にイスの向きを移動してる、ということをこのスウィベルチェアを使用することで実感しました。
ゆらゆら揺れてリラックス効果
また、ゆらゆら揺れることでロッキングチェアのようなリラックス効果もあるような感覚です。
デメリット
風に弱い
他のヘリノックスチェアと同様なのですが、軽量設計が仇となり、風に弱いという弱点があります。
スウィベル機構の分やや重量があるのですが、それでもやはり人が座っていない状態ですと倒れやすいです。
火の粉に弱い
ポリエステル生地ですので、コットンと違って火に弱いです。
焚き火の火の粉が飛んできたら小穴が開いてしまう確率が高い。
(実際に、チェアツーの方は穴が開いてしまいました)
気になる場合には、テンマクデザインからヘリノックスチェアに使えるコットン製のチェアカバーがリリースされています。
座面は短め
座面は短めで、肩や頭は支えてくれません。
上半身までがっつりとダラダラしたい場合には、ハイバック仕様のチェアツーの方が良いですね。
埋もれやすい
砂地などの地面が柔らかい場所で使用すると、脚が地面に埋もれてしまう事がありました。
対策品として、沈み込み防止のための純正オプション、グラウンドシートがリリースされています。
写真のように脚部分に取り付けて、荷重を分散して沈み込みにくくするアイテムです。
自宅でも使える
別売りのチェア ボールフィートを脚パーツの先端に仕込むと、床に傷をつけにくい仕様にすることが出来ます。
シンプルなデザインですので、お家でも普通に使えてしまうのも良いですね。
まとめ
- 一度使うと戻れない、便利なスウィベル機構
- 座面は高め&張りがあって背筋が伸びる感覚
- 自宅でもキャンプでも使える優れたデザイン
- 宙吊り構造で一日中座っていても疲れない
以上、Helinox[ヘリノックス]タクティカル スウィベルチェアーのレビューでした。
maagzを最後までお読みいただきありがとうございました。
【紹介したキャンプ道具】
チェア
スウィベルチェア「純正オプションパーツ」
シート背面のマジックテープに取り付け可能なネーミングタグです。
焚き火対策のチェアカバー
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