ユニフレーム ツインバーナーUS-1900 レビュー
ユニフレーム ツインバーナー US-1900のレビューです。ツインバーナー(2口コンロ)仕様のバーナーですね。
シングルバーナーと比べると少し場所は取りますが、家庭用コンロのような調理環境を提供してくれます。
また、手軽なCB(カセットボンベ)缶を燃料源とするため、ホワイトガソリンを使用するバーナーよりも圧倒的に手軽ですね。
操作も非常に直感的で、誰にでも簡単に使う事が出来ます。
SPEC
サイズ |
使用時:約540×325×290mm(ゴトク面) 収納時:約540×325×115mm |
重量 | 約3.9kg |
最大火力 |
プレミアムガス:3,900kcal/h×2 レギュラーガス:3,000kcal/h×2 |
燃焼時間(最大火力時) |
(プレミアムガス)約45分 (レギュラーガス)約55分 |
点火方式 | 圧電点火 |
分散耐荷重 | 約15kg(1口あたり) |
使用燃料 | カセットガス(CB缶) |
出力 | 3,900kcal |
ディティール
外観
外観はオールシルバーでスッキリ精悍な印象。どんなキャンプサイトにも良く馴染むデザインだと思います。
ツーバーナー仕様
ツインバーナー仕様ということで、コンロは2つ。
それぞれ十分に広いスペースが取られており、大きめのダッチオーブンなどを載せても狭さは感じません。
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右のダッチオーブンは、ロッジの10インチ(内径約25.4cm)です。
左はロッジのスキレット8インチ(直径21cm)。
広さについては、家庭のガスコンロと同等の使用感だと思ってOKです。
ガス調整つまみ&点火スイッチ
左から、ガス調整つまみと点火スイッチ。いずれも直感的で操作しやすいですね。
バーナー
バーナー部分。3,900kcalという高出力。UNIFLAMEのロゴマークが彫られています。
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参考までに人気のシングルバーナー、SOTOのウィンドマスター[SOD-310]が2,800kcalなので、3,900kcalは相当な高出力です。
(ちなみにウィンドマスターはめちゃくちゃパワフルで、シングルバーナーとしては最強の部類に入ります。)
風防
フタがそのまま純正の風防となる仕組み。
開くとこんな感じです。
背面についてはかなり大きめで、強風下でもバーナーの火力が落ちにくい仕様ですね。
開閉は大きめのラッチを操作するだけで簡単です。
サイドの風防は本体に設けられた穴にワイヤを差し込み固定する仕掛けで、使用中にバタつきなどが起こらず快適です。
ステンレス製でつるんとした表面は、油汚れが付着してもすぐに綺麗になります。
風防は取り外して使用することも出来ます。
特に大きめの調理器具を載せる場合は、風防に干渉して載せにくいこともありますので助かります。
五徳
五徳の形状は、独創的なデザイン。
置いてあるだけの簡易的な設置ですが、使用時にズレたりすることはありません。
ユニークなデザインは、機能面でも足つきのダッチオーブンを載せられるなど有効です。
ステンレス汁受け
パネル(汁受け)面は手前に傾斜がついており、汚れが流れる仕組み。とても掃除がしやすいですね。
パワーブースター(加温器)
CB(カセットボンベ)缶を温めて出力低下を防ぐ、「パワーブースター(加温器)」機能がついています。
CB缶を取り付けるところに銅板があって、ここが温かくなる仕組みですね。
CB(カセットボンベ)缶はOD(アウトドア)缶に比べてパワー面では不利ですが、それを補ってくれるパワーブースターは非常にありがたい装備です。
長時間の使用でも、出力低下しにくいですね。
※ガス缶カバーは、パワーブースターの作動を妨げるため装着しないほうがベターかもしれません。
脚部分
脚は2本です。
かなりの剛脚でして、7.1kgのダッチオーブンと、1.5kgのスキレットを同時に載せてもビクともしません。
収納時は折りたたまれます。
左右に開く形で設置。
しっかりとした安定感があり、大きめの調理器具を載せてもガタつきなどは起こりません。
また、コンロの左右どちらか一方のみでの調理でも安定しています。
運搬時
運搬時は、おもて面だけ見るとアルミのアタッシュケースのような見た目になり、クールです。(裏面はカバーなどなく脚などが露出しています。)
重さは3.9kgしかありません。子供や女性でもラクラク運搬することが出来ますね。
取っ手部分
取っ手部分です。ステンレスの棒状で簡素な感じですが、3.9kgしかないのでこれで全く問題ないです。
使用時に引き出してツールなどをぶら下げておくことができます。
余談ですが、同社のユニフレーム(UNIFLAME) ウェ~ブ レードルがぴったり引っ掛けられますぞ。
車にしまう時は収納出来て邪魔になりません。
CB缶の取り付け方法
CB缶の取り付け方法も直感的でイージーです。
まず、CB缶の穴を取り付け穴にセットします。
缶の底部を支えるためのロックをカチッと押し込みます。
押し込みました。これで完了です。
火力について
肝心の火力についてです。
写真はロッジのダッチオーブン10インチ(内径約25.4cm)を使用し、桜チップで燻製ポークを調理しています。
CB缶仕様のバーナーは火力不足な事が多いですが、このツインバーナーに関しては感じにくいですね。
パワーブースターでの加温が効いているという事かもしれません。
ダッチオーブンなど大型の調理器具を使用しても、十分に調理する事が出来ますね。
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また、いわゆる「とろ火」もやりやすいように思います。
写真は、ホットサンドメーカーでアップルパイを焼いているところですが、焦がさないように中火〜弱火で調理していました。
火を弱めても特に消えやすいということもなく、安定した火力を供給してくれます。
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