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[買ってみたレビュー]PASECOのストーブはテント内で使える?圧倒的コスパで大人気!

PASECOストーブの実使用レビュー

WKH-3100Gは屋外専用?

PASECOのWKH-3100GはJHIA認証未修得商品です。

JHIAとは「一般財団法人日本燃焼機器検査協会」のこと。 燃焼機器等の品質性能に関する検査・研究等を行う機関です。

JHIAの厳しい検査に合格した製品 のみに与えられる認証が、JHIA認証です。JHIA認証がないため、WKH-3100Gは屋外使用専用になります。(日本のレギュレーションは厳しい)

ただし実際に使用してみた上での実感としては、十分な換気を実施する場合、屋内で使用しても問題ありませんでした。

生産国の韓国では屋内でも使用されている製品です。

あくまでも個人の見解で、積極的に屋内使用を勧めるわけではありません。ご使用にあたっては自己責任でお願いいたします。

一酸化炭素中毒の防止のために、テントの前室など半屋内の環境で使用する際は、きっちりと換気をしながら使用しましょう。

また、念のため一酸化炭素チェッカーとの併用を強くおすすめします。

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匂いは気になるか?

個人的に、使用していて灯油のにおいは気になりませんでした。

ただし、トヨトミのGEAR MISSION RR-GE25などの、電子点火式のストーブと比べると、点火時にいくらかは匂いを感じました。

対流形石油ストーブとは?

PASECOのWKH-3100Gは対流形石油ストーブです。

対流形石油ストーブ…ストーブの中心から、360°放射状に熱が伝わるストーブです。部屋の中心へ置くことにより、効率よく空間を暖めることができます。

対流形石油ストーブは部屋全体を暖める設計のストーブなので、側面への放熱は反射式ストーブより弱めです。

とはいえ、ストーブの前にいるとほんわかと身体が暖まります。

反射式ストーブ…ストーブの側面を暖める設計のストーブです。

使用してみた感覚ですが、WKH-3100Gは、5人用ほどの2ルームテントの前室のスペースならば、難なく暖めるぐらいの性能がありそうです。

トヨトミやアルパカとの比較

トヨトミ GEAR MISSION RR-GE25 アルパカストーブ TS-77JS-C-B パセコ WKH-3100G
暖房出力 2.50~1.25kw 3.0kW 3.0 kW/h
燃料タンク 4.9L 3.7L 5.3ℓ
燃焼時間 約20時間 約10時間 約18時間
重量 6.2kg 6.6㎏ 5.3 kg
サイズ Φ 388 cm x 480(mm) Φ 350 cm x  405(mm) Φ325 x 466(mm)
価格 28,600円(税込) ¥32,890(税込) ¥16,940(税込)

暖房出力はPASECO(パセコ)のWKH-3100Gアルパカストーブ コンパクト(TS-77JS-C)で数値上は全く同じ。一方でトヨトミ GEAR MISSION RR-GE25はやや劣ります。

トヨトミは外筒がレインボーに光るガラス製。PASECOのように遠赤外線を発生させる外筒ではないので、側面にいてもほとんど暖かさを感じません。

PASECOに比べて、暖房出力の数値通り、暖かさもやや弱いと感じますね。

  • タンク容量が大きく、燃焼時間も長い。アルパカと比べると約8時間長い(1泊2日のキャンプでは、タープの下で、夕方から次の日の昼近くまで燃焼していました!)
  • 重量がタンクが大きい割に軽い
  • 価格はパセコの圧勝。コストパフォーマンスに優れる

こうして比較してみると、パセコの優位点が目立ちますが、CAMP-25、WHK-3100G共に、日本ではJHIA認証未取得のため、室内での使用は禁止されています。

さらに、サイズは少し高さがあり、アルパカの方が背が低く積載性に優れます。そして、3社ともに自動消火機能は搭載。地震などの振動に対して自動で消火されます。

一長一短ではありますが、やはりパセコの価格の安さに惹かれてしまうユーザーは多いのではないでしょうか。

さいごに

冬キャンプにはなくてはならないストーブ。薪ストーブの導入には、難燃性のテントや煙突の穴を用意する必要がありハードルが高いですが、石油ストーブならば誰にでも簡単に扱うことができます。

中でも、今回ご紹介したPASECO(パセコ)のWKH-3100Gは圧倒的にコスパがいいので、エントリーモデルにおすすめです。この機会にぜひ石油ストーブを手に入れて、快適な冬キャンプを満喫してくださいね!

協力:BEEZE FAMILY CAMP

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