トヨトミ レインボーストーブ RL-250-Gの特徴
燃費ヨシ

カタログ上の稼働時間は満タン(約4.9リットル)で大体20時間前後。
実際にはマックスパワーですと20時間持たず、少し出力を弱めて使用するとおおよそカタログスペックと同様の使用時間となります。
室温などにも左右されると思いますので参考までに。
非常に燃費が良いという印象です。だいたい2泊3日のキャンプで一回給油するか、しないか。ぐらいの感覚ですね。
私の運用方法としては、10Lの携行缶を満タンにして持っていけば2晩は全く問題ありません。
立ち上がりスピードは1分ぐらい

点火してから火が安定するまで1分ぐらいを要します。写真のように火が1周綺麗に燃え始めたらOKです。
熱はほぼ上に上がる

いわゆる「対流式ストーブ」なので、真上のみに暖かい空気が送られます。
対流式ストーブとは
熱くなった空気を上昇することで対流を発生させ、効率よく暖房する効果をもつストーブのこと。
主に熱はほぼ上方向のみに発生し、部屋の真ん中に置くと効率よく部屋全体を温めることが出来ます。
側面に手をかざしてもあまり暖かくありません。
一方で、「反射式」と呼ばれる反射板を使って前方へ暖かい空気を送る形式もあります。
そのため、社外品のストーブファンを使って前方に暖かい空気を送るようにして使用しています。(上に置いているヤツです)
調理器具にもなる

炊き出しが出来ることがこの手のストーブのメリットの一つです。写真はモツ煮をグツグツ温めています。
調理器具、暖房器具、そしてレインボストーブならではの照明器具としての機能もあり、冬キャンプでは欠かせない存在となっています。
トヨトミ レインボーストーブ RL-250-G 使用レビュー
テンマクデザイン サーカスTC デラックス(ティピー型テント)での使用例

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テンマクデザインのサーカスTCデラックスで使用した際のレビューです。
レインボーストーブのスペックは、出力は2.5kW、広さは木造なら7畳まで、鉄筋コンクリートで9畳まで対応とのこと。

テンマクTCは頂点が一点だけのティピーテント(ワンポールテント)で五角錐の形状となります。なので体積は少なめで、実はそれほど高出力でなくとも温まると言えます。
(とは言え、家などと違って薄い幕一枚隔てているだけではあります)
外気温など様々な影響があるためあくまでも参考ですが、冬キャンプにおいて、テンマクデザインのサーカスTCの内部を寒く無い程度に温める程度の実力は十分にあると感じます。

ただし、ワンポールテントは最上部に空気入れ替え用の穴(ベンチレーター)が空いています。そのため、対流式の石油ストーブではせっかく温めた空気が屋外に逃げてしまいます。
だから、前述した社外品のストーブファンで低いところを温めるようにすると、暖房効果を最大限に活かすことが出来ます。
ogawa アポロンでの使用

ogawa アポロン レビュー ogawa アポロンとは [itemlink post_id="7575"] ogawaのテント、アポロンを購入し数回使用しましたので所感をブログにまとめておきます。 [sitecar[…]
それから、ogawa アポロンでの使用例。
2020年12月5日〜6日、山中湖の湖畔に位置するthe 508 | Camp(旧:撫岳荘キャンプ場)での使用です。
最低気温-2℃ということで非常に寒い1日でしたが、アポロンの前室をしっかり温める能力を持っています。

また、しっかりと「照明」として機能していることも伝わるかと思います。(テント中央、地面に近い所に設置したのがレインボーストーブです)

子供が近づかないように、周りにテーブルを設置。横方向に熱があまり放出されないのは、暖をとるという面ではデメリットですが、こういったケースですとメリットにもなります。
トヨトミ レインボーストーブ RL-250-G レビューまとめ
以上、トヨトミのレインボーストーブ(石油ストーブ)RL-250-Gについてでした。
風情ある姿と、温かみのある光がキャンプを盛り上げてくれる暖房器具です。
- 暖房器具、照明器具、調理器具になる
- 暖かい光が癒し効果を生み出す
- 上方向へ熱が上がる対流式ストーブ
- 良好な燃費
- クラシカルでおしゃれなデザイン
暖かいだけでなく、見た目でも癒してくれるのがレインボーストーブですね。ただし横方向に熱が放出されないため、暖をとる、という意味ではグローストーブに軍配が上がります。
maagzを最後までお読みいただきありがとうございました。
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