道志 青根キャンプ場 訪問レポートブログ
神奈川県相模原市、道志みち沿いの青根キャンプ場訪問レポートブログです。
「道志みち」は山梨県と神奈川県を結ぶ国道413号線の通称で、今回訪れた青根キャンプ場の他、多くのオートキャンプ場が運営されています。
敷地内には「道志川」が流れており、驚くべきはその水質で都心からほど近いにも関わらず「清流」と呼べるほどの美しさ。その清流を横目にキャンプや釣り、BBQなどのアウトドアアクティビティを楽しむことが出来ます。
場所は道志みちを神奈川県から入り、1/3程度進んだ場所ですので都内からのアクセスも良好。(圏央道『相模原I.C』から20分)
道志みちの最大標高箇所は山梨側に位置する山伏峠(1,100m)で、今回訪れた青根キャンプ場の標高は300m弱。というわけで気温はさほど涼しいわけではありませんが、それでも水温の低い道志川が流れるおかげでほどよく涼を取ることができます。
残念ながら近辺に鉄道は走っておらず、基本的には車やオートバイでの訪問がおすすめ。
場内には道志川を渡る橋などがあり、なんだかちょっとワクワクします。
青根キャンプ場 基本情報
住所 | 神奈川県相模原市緑区青根807 |
営業期間 | 通年営業 |
電話 | 042-787-1380 |
料金 | 大人一泊780円・駐車料金 乗用車1,200円 その他テント敷地料、タープ敷地料などが加算 |
チェックイン / チェックアウト | 8:00(バンガロー13:00) / 10:00 デイキャンプ8:00~17:00 |
公式はこちら:青根キャンプ場
道志みちの通行止めについて:全面解除
令和元年東日本台風(台風19号)によって、道志みち(国道413号)はしばらく通行止めとなっておりましたが、現在は全面復旧しています。そのため青根キャンプ場へ問題なくアクセスすることが出来ます。
緑の休暇村
キャンプ場一帯が「青根緑の休暇村」と呼ばれかなり広大な敷地を誇ります。
敷地のおおよそ半分がロッジ・バンガロー泊のエリア、もう半分がオートキャンプのエリア、というイメージですね。
オートキャンプ場は「グリーンサイト」と「ムーンサイト」の2種類で、ムーンサイトは10Aコンセントのついた「電源付きサイト」となっています。(区画アリ)
今回は「グリーンサイト」でのオートキャンプを楽しみました。特に仕切りが設けられていない(フリーサイト)なのが特徴で、そのため区画の概念がなく広々としています。
デイキャンプでしたのでテントは張りませんでしたが、車2台+タープを設営しても余裕のスペースで楽しめました。
温泉アリ
さらに敷地内には「いやしの湯」という温泉施設があります。温度は36.8度と中温で、泉質は「カルシウム・ナトリウム・硫酸塩泉」。
隣接する食事処では定食・うどん・そばなどもあり至れり尽くせり。川で泳いでうっかり寒くなってしまっても問題ありません。
わざわざキャンプ場から入浴のために出て行く必要がなく、場内で全て完結するため大変便利です。
電波通じます
青根キャンプ場は、皆様が楽しくキャンプを楽しめるように、そしていざという時の危険な天候および緊急事態にすぐに連絡が取れるように、キャンプ場全体に各社ケータイキャリアの電波が届くようにしております。
ということで、実際にスマートフォンの電波もしっかりありました。
青根キャンプ場の魅力
良く整備されたオートキャンプ場
オートキャンプのキャンプサイトは道志川沿いではありますが、河川敷では無く一段上がった所にあります。
フラットな地形ですし、車を目の前に横付けできるので設営がとても楽ですね。
適度に木が植えられているので、空いていれば木陰に設営することも可能です。ただし私が訪問した時はお盆時期で繁忙期ということもあり、木陰はほぼ全て埋まっていました。
それから、地面の地質は砂利・芝生のエリアがあります。コレも当然ながら芝生エリアは先に埋まってしまうので希望がある場合は空いている時期に訪問するのがイイでしょう。ちなみに、今回は砂利のエリアでの設営となりました。
RAPCAを持ち込んで焚き火をしましたよ。
日帰りもOK
デイキャンプ(日帰り)ももちろんOK。撤収は17時までとなっています。
美しい道志川
美しい道志川で遊泳を楽しむことが出来ます。この日は35度近い気温で暑い一日でしたが、ヒンヤリ冷たい道志川で適度に遊泳することで熱中症を予防しました。透明度が高く、水が綺麗なので非常に気持ちいいですね。
釣りは出来る??
ちなみに、2020年8月現在、有料でのニジマス釣りは実施していない、との事でした。放流していない、という状況だそうです。
しかし釣りすること自体は自由で、ルアー・餌釣りなどやって良いそうです。ただし放流が入っていないため魚影はほとんどなく、竿を出したわけではないですが厳しそうな印象を受けました。
(一応ニジマス用の釣り具を用意していったのですがやりませんでした。)
設備
受付
受付です。
販売所
販売所。
ロッジ・バンガロー泊時の寝具貸し出しの他、洗濯機、乾燥機が完備。薪、炭、氷の現地販売もあります。
その他包丁、まな板、しゃもじetc…といったレンタル調理器具も用意され、ちょっとした忘れ物があっても大丈夫そう。
自動販売機もそこかしこに設置され、料金も良心的です。飲料に困ることはまず無いでしょう。
ロッジ・バンガロー多数
少しお値段は上がりますが、ロッジ・バンガロー泊することも可能です。
写真は6畳タイプのバンガロー。その他12、16、20、30畳のタイプから選ぶことが出来ます。
トイレ
トイレは施設内に数カ所設置されており、水洗で非常に綺麗でした。男性用・女性用・オムツ替え台付ユニバーサルトイレがあります。
敷地は非常に広いのですが、各所にあるため不便を感じることはありません。
炊事場
炊事場も数カ所設置。こちらも整備が行き届いており、快適に使う事が出来ます。全ての蛇口ではないですが、温水が出るので冬場に助かります。
炊事場の横には、炭火で調理できるスペースもあります。
椅子やテーブルも完備。
ピザ窯がある
炊事場の隣に自由に使えるピザ窯があります。コレは大変珍しい設備ですね。
ゴミステーションアリ
ゴミステーションがあって、ゴミを捨てる事が出来ます。オートキャンプの際は車にゴミを積まなくて済みますね。
水道が各所にアリ
テントサイトには数百メートルおきに水道があり、とても便利ですね。
ウィークポイント
区画が無い
デメリットとしては、オートキャンプのテントサイト(グリーンサイト)には区画が無いので、空いている時は広々と使えて良いのですが、混雑時には少し困るということです。
それと、混雑していたので砂地のエリアにしたのですがテント用品に砂がついて後片づけが少し大変でした。良い場所は早い者勝ちです。
おまけ:焚き火台RAPCAの使い方
おまけのコンテンツです。弊社製焚き火台、RAPCAの使い方について。写真のように「薪置き」として使用しても良い感じです。
連結RAPCA。写真奥から、ツールラック、焚き火台、ツールラック、薪置きとして使用しております。
まとめ
- 道志川の清流が楽しめるナイスロケーション
- 都心から抜群のアクセス性
- 温泉もあり、至れり尽くせりの設備
以上、道志の青根キャンプ場についてでした。
maagzを最後までお読みいただきありがとうございました。